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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【最近、人間より霊のほうがはっきり見えるんです】

 

目の前にいるのが、霊なのか人間なのか……。その判断がつかなかった経験はよくあります。特に子どものころは、そういうことが多かったのですが、芸人になってからも、それで苦労したことが。

 

芸歴2年目の僕は、下も下の、超若手。だから劇場の楽屋裏に入ると、とりあえず、いる人全員に挨拶して回ります。でもそれが、周りの人から見ると、“誰もいないところにも挨拶してる、かなりヤバいヤツ”に見えていたようで……。僕にとっては、完全に“いた”んですけどね……。

 

そのせいで、入って半年くらい、よしもとの社員さんに無視されていて、挨拶しても返してもらえませんでした。のちのち事情を説明したら「もう誰にも挨拶しなくていいから」と、言われてしまう始末。……無用に怖がらせてしまって、反省しています。

 

ただ、最近、霊の見え方でわかったことがありまして。

 

いわゆる“視力”って、霊を見るのには、関係ないみたいです。ここ数年、視力が落ちてきて気が付いたんですが、周囲はぼやけて見えるんですが、霊だけは変わらずくっきり見える日々……。

 

生きている人間より、霊のほうがよく見えるくらいなんですよね。まったく困ったことです。