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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【霊の憑き具合で見る若手芸人ブレーク予想】

 

以前、人気のある芸能人やこれから売れる人は、肩から胸のあたりにキラキラしたものが見えるというお話をしました。

 

世の中の人(生きている人・すでに亡くなって霊になっている人を問わず)が、その人に対して放っている「好き」「応援したい」という気持ちの集合体のようなものが、キラキラに形を変えて見えるんです。

 

僕がお会いしたことのある若手芸人のなかで、いまいちばんキラキラして見えるのは、昨年のM-1グランプリの決勝にも出られていた、相席スタートのおふたり。

 

とくにツッコミの山添さんのキラキラ具合がすごいんです。山添さんって、誰からも「よさそうな人だな」と思われるキャラクターの方。これからさらにブレークされると思いますし、今後、殺人とか重大な犯罪を犯すとかよっぽどのことがない限り、いろいろな人に愛され続ける人だと思います。

 

でもこの「人気者キラキラ理論」、売れてる人なら必ず当てはまるのかといったら、そんなことはなく。たとえば、とにかく明るい安村さん。僕からしたら大先輩ですが、びっくりするほど、何もキラキラが見えません。=“応援されていない”ということなのですが……。

 

逆に言うと、安村さんがあれだけブレークしたのって、“人気”じゃなくて、“芸の実力”なんですよね。本当に尊敬します。

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