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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【母の日にちなんでおふくろの霊体験、話します】

 

母の日が近いということで、今回はうちの母親にまつわる話を。以前お話ししましたが、うちの親父には僕よりも強い霊感があります。そんな親父と付き合いだしたことで、おふくろも次々と霊体験に巻き込まれるようになってしまったとか。

 

たとえば、ふたりが結婚する前に、旅行へ出かけたときのこと。そのころはお金に余裕がなかったので、しかたなく安い旅館に泊まることにしたふたり。すると、部屋に入った瞬間、なんだか嫌な雰囲気を感じたそうです。でも今さら宿を変えるわけにもいかず、その日はとにかく早く寝てしまうことにしました。

 

そして深夜。ふと目を覚ましたおふくろが、トイレに行こうと起き上がった瞬間、誰かにグッと腕をつかまれた……。驚いて振り返ると、化粧台の鏡の中から女の人がぬうっと飛び出して、おふくろを引きずり込もうとしていたんです。

 

でも実はこれ、おふくろの夢の中のできごと。ただ、ものすごいうなされようで、親父が気付いたときには、鬼のような形相で寝ていたらしいです。ヤバいと思って叩き起こしたそうですが、その後おふくろは、怖くて眠れない日々が続いたとか。

 

まあ、そんなおふくろも今では、家でけっこうなポルターガイストが起こっても、ゲラゲラ笑ってテレビ見てますけどね。