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オフィスや、お仕事終わりにホッと一息つきたい、お道具を揃えてきっちり始めるには、まだ・・・・・・という女性も多いのではないでしょうか。OL茶道は、その名のとおりカジュアルに楽しめる茶道を目指して、遠州流茶道 小堀優子(26)と、茶道にチャレンジしたいアイドル・森咲樹(アップアップガールズ(仮))が、教え、学びながら新しい茶道を提案。

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小堀優子「前回はお扇子までご紹介しましたね。さっそく、懐紙(かいし)からスタートしたいと思います」

森咲樹「よろしくお願いします!」

小堀優子「以前、懐紙を楊枝に包むお作法をお伝えしましたが、それ以外にも、懐紙には色んな役目があります。お菓子が来たときにお菓子を乗せたり、あとは、ちょっとしたメモ代わり使ったりもするんですよ」

森咲樹「メモにもなるんですか!? びっくりです!」

小堀優子「お茶席でメモをとることは禁じられていますが、お茶会の帰りに忘れたくないことをメモしたりとかですね。今日は、以前お話した、お菓子を頂いたあとに楊枝を綺麗にするのを、咲樹さんにやって頂こうと思います。頂いたを想定してみてください。口をつけたところが汚れていますので、懐紙を使って隠します」

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小堀優子「一枚とって二回半分に折ります。そして先のところを三角に折ります。袋状になっている部分ができますので、そこに楊枝を入れる。そして真ん中のところに置いてみてください」

森咲樹「きれいですね」

小堀優子「こうすれば下げてくださる方に、自分が食べて汚れた部分を隠して返すことができます。今回は番外編もお見せしますね。お菓子に葉の飾りがついている場合は、葉で楊枝の先をしまいます」

森咲樹「懐紙を使わなくていいんですか? びっくりです!」

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小堀優子「はじめての方は咲樹さんのように驚かれます(笑)。きっと、葉に刺していいの?と抵抗を感じるかもしれませんが、頂いた後に綺麗に返すアイディアのひとつです。葉っぱを軽く半分に折って頂いて、楊枝を下から上に刺すだけで簡単なんですよ」

森咲樹「うわぁ、おしゃれ! 見た目が美しいですね」

小堀優子「そうですね。その場にあるものを使う工夫も大切ですよ。もちろん葉っぱがあるときも懐紙で隠していただいて問題ありません。でも、せっかくですのでこのようにして葉を使うのもおすすめです」

森咲樹「はい! 次のこれは・・・銀の楊枝ですか? はじめて見ました」

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小堀優子「はい。ひとりずつに楊枝がついて出てくるときもありますけど、茶道のお茶会では、もりばちにお菓子がいくつか乗って、3人とか、5人で召し上がってくださいと出される場合があります。そのときに、懐紙の上にお菓子をとって、ご自分でこの楊枝を使っていただきます。ですので、楊枝がついていないときは、ご自分の楊枝を使ってください」

森咲樹「わかりました♪」

小堀優子「次に袱紗(ふくさ)。これは、特に振る舞いのときに使います。三角形にして帯に挟むと、お点前をする人の印になります。あとは、一緒にお茶を運んでお手伝いする人などもこれを腰に下げます。そうすると、おもてなしをしている側の合図になるんです」

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森咲樹「なるほど。たしかに、お茶をたててくださる方が腰にさげている印象があります」

小堀優子「あともうひとつ、これは「出しぶくさ」といって、お茶碗を運ぶときに使います。お客さま側は、この上にお道具を乗せてお茶碗や、お茶が入っている茶器を拝見したりします」

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小堀優子「今までご説明したお道具は、「袱紗(ふくさ)ばさみ」という、今でいうポーチみたいなものにまとめられるんですよ」

森咲樹「すごい!一式ぜんぶ揃っちゃうんですね!」

小堀優子「便利ですよね。これを常にお持ちいただけば、いつでもお茶ができるようになりますよ」

image ※袱紗挟み一式の見本

小堀優子(こぼりゆうこ)

遠州茶道宗家 13世小堀宗実家元の次女として生まれる。幼少より祖父12世宗慶宗匠と父宗実家元より、茶道の手解きを受ける。学習院大学法学部卒業。在学中よりラクロスで活躍。日本代表として活躍するとともに、後進の指導にあたる。平成22年より、父宗実家元の内弟子修行を始める。

●個人ブログ
「遠州流…優子の茶道ひとり言~綺麗さび 遠州流とわたし~」

森咲樹(もりさき)

2011年結成されたアイドルグループ、アップアップガールズ(仮)のメンバー。現在テレビ東京系で放送中の『チャージ730!』(毎週月~金曜朝7時30分~)ではお天気キャスターに抜擢され月曜日担当チャージガール!として活躍中。NHK Eテレ放送中『Rの法則』(月~木曜午後6時55分~)にもレギュラー出演中。

個人ブログ
アイドル&お天気キャスター 森咲樹が初めて出会う「茶」から発見するたくさんの想い「森Tea 百茶百想~お茶と私のあれこれ~」