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人には誰でも“昔好きだったけど今はあんまり言いたくない過去”というのが存在します。私だったら、実はビジュアル系バンドの追っかけをしていたこと。もう一つは、CDを買うくらいmisonoさん(32)が好きだったということです。

 

『女性自身』読者の方々にmisonoさんを紹介すると、彼女は歌手の倖田來未さん(34)の妹。day after tomorrowという3人グループのボーカルとしてデビューしました。当時は姉妹不仲説も囁かれていたため、私はひそかに妹を応援していたものです。そんなmisonoさんが十数年の月日を経て、こんな“ウザイ子”に育とうとは……。

 

もともと素直すぎる「ウチウチ!」キャラでおなじみの彼女。その姿はたびたび「ウザい・出しゃばり・永遠の厨二病」などといわれ、バラエティ番組では彼氏ができないことを吐露することもありました。しかし最近、ロックバンドHighsidEのドラムNosukeさん(27)と結婚前提交際を宣言。非モテキャラから一転して「早く結婚したーい」と連呼し、収録中にイチャコラし始めるではありませんか。

 

日本中が「どうでもいいわ!」と突っ込みたくなるこの熱愛。無事彼女の望む結婚まで辿りつけるのでしょうか。 なーんて煽ってみましたが、こんなタイプの女性にアドバイスすることはいつも1つ。「私の彼氏」として連れ回すことよりも「俺の彼女」として紹介されることが多くなれば、きっと結婚できるでしょう。「ウチウチ!」言っているうちは、自分も相手も幸せにできないかもね。

 

とmisonoさんのことを書くと、つい辛口になっていってしまうのはどうしてだろう。彼女自身もアンチが多いのは知っていることだろうが、こうもともと好意的だった人間をもアンチに変えてしまう彼女の“ウチウチ感”って、一体何なのだろう。

 

ブログを見ても、テレビを見ても、CDを聴いても、どこからともなく漂ってくるウチウチ感。私は今風邪を引いているのだけど、こんな日にmisonoさんのブログを小一時間熟読しようものなら熱が1度は上がってくる気もする。ズキズキする頭をさすりながら変なパワーと向き合っていくと、彼女のやることにはすべて“頼んでもいないのに”という一文がくっついているのに気づくのです。

 

たとえばブログに掲載される写真は多くが複数枚をコラージュしてあり、頼んでないのに連写&複数枚の写真サービスが堪能できる。またブログの文章も変。すべての記事に今日は何をしたかが朝からビシーっと記録され、しかも登場する人物の名前は全員フルネーム。まるでニュースにしやすいようにといわんばかりの盛り付けです。頼んでもいないのに。

 

頼んでもいないのに恋人を紹介。頼んでもいないのに友だち多いアピール。頼んでもいないのにCDノルマを課す……。ファンサービスかメディアサービスか知りませんが、彼女から垂れ流される全力全方位サービス精神に触れていると重い。重すぎる。何はともあれ、この全力全方位サービスに彼のほうが悪い意味でダウンしないことを祈るばかりなのです。

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