わずか3か月間の勉強、たった8500円の投資で、休日を犠牲にすることなくTOEIC850点が取れる!
失敗続きの経験から著者が導き出した、超効率的な勉強法を一挙公開!!

宮川 友里(ミヤカワ ユリ)Twitter→@miyakawayuri ・Facebook→yurimiyakawa.toeicmethod
広島県出身 慶応義塾大学商学部卒業 慶応義塾大学大学院商学研究科卒業 東京共同会計事務所入社(現職)
入社時は証券化アドバイザリー&SPVアドミニストレーション部(現フィナンシャル・ソリューション部)に所属しSPC管理を担当。その後外国人マネージャーアシスタント、代表パートナーアシスタントを経て、外資系事業会社のフル・アウトソーシング業務(アカウンティング業務、レポーティング業務、資金決済業務等広義の経理業務)を担当。現在は、事務所の新規ビジネス開発に携わっている。元ライブドア社長で、現在小僧com社長の平松庚三氏の勧めもあって、本連載を始めることになった。

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≪Rule 3≫ たった8,500円で850点~その1

前回の「FILE 10」で、「≪Rule 2≫TOEICテストで850点を取得するのに“やるべきこと”のすべて」までお話しした。ここまでのルールを以下に再掲しよう。


≪Rule 1≫ TOEICテストで850点を取得するのに「捨てるべき勉強法」のすべて(FILE 5~FILE 6)

≪Rule 2≫ TOEICテストで850点を取得するのに「やるべきこと」のすべて(FILE 7~FILE 10)


今回から、≪Rule 3≫「たった8,500円で850点」をお話しする。

 

✔ いろんな参考書に手を出してはいけない

参考書を制す者はTOEICテストを制す――そう断言できるくらい、TOEICテストの短期攻略において参考書選びは重要だ。

 

しかし英語ブームの中、書店には多くのTOEICテスト対策本が並んでいて、どれもこれもが効果的に見える。また、TOEICテスト関連の雑誌やブログなどでも、様々な参考書が紹介されているので、どれがベストなのかを判断するのは難しい。

 

TOEICテストの勉強しようと思い立っては書店に出向き、さんざん迷ったあげく自分に合いそうなものを片っ端から買いこむ。それなのに、思うように結果が出ていないという人も少なくないのではないだろうか?

 

実はこれは、短期間で高スコアを狙う人が、絶対やってはならないことなのだ。

多くの参考書に手を広げた分だけ、850点短期取得への道は遠のいていくと考えていい。

 

その理由は2つある。

 

1つ目は、世に出回っている参考書には「質の差」があること。

「この参考書、なんか良さそう」と思って買ったものの、思うように結果が出なかった――そんな経験をした人は多いだろう。

私がTOEICテストの勉強をする中でも、TOEICテスト界で有名な先生の参考書をとりあえず買ったがイマイチだった、という経験は何度もしている。

どんなに有名な先生の書いた参考書でも、雑誌などで定評があったとしても、「TOEICテストで結果を出す」という観点で、効果がイマイチだったり重要なポイントが書かれていなかったりする参考書も実は多い。

だから、「なんか良さそう」と思った参考書を手当たり次第買って使ってみることは、そのぶんあなたの貴重な時間とお金をムダにすることになる。

 

2つ目は、「良い参考書を何度も繰り返す」のが、短期で確実に力をつける上で最も効率的な方法であること。

受験参考書の使い方でもよく言われることだが、TOEICテストにもそれが当てはまる。たくさんの参考書の問題をつまみ食いする方法は、時間とお金をムダづかいしたわりに結果に結びつきにくい、極めて費用対効果の低いやり方だ。

 

✔ 絶対的な6冊

では、どの参考書を使えばいいのか?

実はそこに、本連載のタイトル「3カ月・8,500円でTOEICテスト 850点を取得する15のルール」の“8,500円”の意味が込められている。

 

8,500円とは、ズバリ私が自信をもってオススメする参考書6冊の合計金額なのだ(ただし税抜き価格)。

 

本連載をお読みいただいている人にだけ、その“絶対的な”6冊を公開しよう。

 

 

<本当に結果が出る厳選6冊!>

 

①『新TOEICテスト 直前の技術』ロバート・ヒルキほか著 2,200円(税抜)

②『新TOEICテスト スーパー英単語』ロバート・ヒルキほか著 1,600円(税抜)

③『新TOEIC TEST 英文法出るとこだけ!』小石 裕子著 1,200円(税抜)

④『1駅1題 新TOEIC  TEST 文法特急』花田 徹也著 760円(税抜)

⑤『新TOEIC TEST 900点特急 パート5 & 6』加藤 優著 760円(税抜)

⑥『TOEICテスト 超リアル模試600問』花田 徹也著 1,800円(税抜)

 

この6冊を、私のメソッドで正しくこなしていただければ、あなたの現状スコアが何点であろうと、短期間で高スコアを取れるだけの実力をつけることができる。

特に、これまで参考書を色々使ってみたけど思うように結果が出なかったという人は、私がオススメするこの6冊に今すぐ切り替えよう。

 

✔ 6冊を使う順番

以上が、私が「結果が出る」と自分自身の経験をもって断言できる、絶対的な参考書6冊だ。そして、書名の左に振ってある番号には実は意味がある。――それは、3カ月の間に使う順番だ。

 

日々の仕事や日常作業でも同じだが、少し順番を変えるだけで格段に効率が良くなることがある。物事には、その流れを最も効率的に、かつ効果的にするためにふさわしい順番というものがあるのだ。

同じように、TOEICテストで短期間で結果を出すことを目指した場合、最も効率的な順番が①~⑥なのである。

 

ここで、それぞれの参考書でどういう力を身につけるべきか、それをタイムスケジュールとともに示した図を用意した。これから、3カ月で850点取得を目指してTOEICテストの勉強を始めようという人は、まずは3カ月間、この図を常に目に見えるところに置いておいてほしい。

 

繰り返すが、「どの参考書をどの順番でこなしていくか」があなたの結果を大きく左右する。

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✔ 結果を出すための3つの約束

もう一つ、お伝えしたい大切なポイントがある。

あなたが3カ月で850点取得を願うなら、参考書を使う順序を守るだけでなく、これから私がお話ししていく勉強法を「忠実に」実践していただきたい。

 

頑張って勉強しているはずなのに結果が出ない……という人ほど、自分のやり方にこだわり続けている人が多い。それを繰り返していれば、いつか結果が出ると信じているからだ。

 

でも、もしあなたが今、一生懸命勉強しているのに結果が出ないというのであれば、その方法を繰り返している限りは同じ結果がつづくと思ったほうがいい。

 

ではどうすればいいのか?

勇気をもって別の勉強方法に切り替えること。それが、結果を出すための近道だ。

 

このとき、私が紹介する方法をできるだけ忠実に守り、そこに自分のやり方を織り交ぜないこと。

医者から処方された薬が、処方箋にどおりに飲んだときにはじめて期待される効果を発揮するように、勉強法も、その方法を忠実に守ったときにはじめて最短で最大の結果を生むからだ。

 

では、ここまでの話を、「3つの約束」としてまとめよう。

 

【短期間で結果を出すための3つの約束】

●参考書の使用順序を守ること。

●一生懸命勉強しているのに結果が出ないときは、思い切って別の方法に切り替えること。

●別の勉強法を試すときは、自分のやり方を織り交ぜずその勉強法に忠実に従うこと。

 

今回はここまで。

次回から、「絶対的な6冊」の具体的な使い方のお話に入り、実際3カ月皆さんが勉強を進めていけるようお話しを進めていく。

まずはぜひ、『新TOEICテスト 直前の技術』(ロバート・ヒルキほか著)のご用意を。

次回はこの参考書を使った、「TOEICテストの問題形式を正しく知るだけで100点アップする方法」をお伝えしよう。

 

(つづく)

 

 

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