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人間は、広い世界のほんの一部で生きている。
全てを知ることはできない。
世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。
そんな人が集まると、小さなブームになる。
誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。
それが「うさこの覗いた世界」なのだ…!

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夏といえば青い空、青い海!
かつては「自分は陽に当たると溶ける生き物」と思い込んでひきこもっていたうさこも

この年になってようやく根暗思想から解放され太陽の下で遊ぶことができるように。

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燦々と降り注ぐ太陽の下を冒険するのってキモチイイ!
穴倉から飛び出したうさこは、慣れないアウトドアではしゃぎにはしゃいだ。

 

…その日の夜。
自分の肌に降りかかる異常に狼狽える。

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そう…露出していた部分が真っ赤なのだ…!
自分はこれまで「焼けないタイプ」だと思っていた。
「日焼け止め塗らなくても焼けないんです~」と調子に乗ったこともあった。
ちがう。
焼けるほどの陽に当たってなかっただけだ。
俄然「焼けるタイプ」だった自分に驚愕しながら
頂き物のパックを贅沢にも身体中に貼り付けたり、アロエジェルを塗ったり、水風呂に使って冷やしたり、
あらゆる手を尽くした。

 

痛み。痛みが落ち着いたと思ってからの痒み。
剥ける肌。
日焼けってなんてしんどいんだ!??
どんなに対策しても肌の赤さは消えない。
たった1日…たった数時間だけなのに…!
この計り知れないダメージをゼロにはできないのだろうか…?

 

そう願ったわたしが出会ったのは「青汁」である。
「青汁が日焼けに効くらしい」という情報を耳にし、藁にもすがる思いで『遠藤青汁サービススタンド』さんに駆け込んだ。

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銀座の街中、風情ある『遠藤青汁サービススタンド』。
1962年から青汁を売り始めた、青汁の元祖である。
元々は病院の先生である遠藤博士が患者さんに提供していたものを、もっとたくさんの人に飲んでもらおうということから始まったという。
歴史を辿ればおよそ1000年前、日本最古の医学書『医心方』にも
植物の葉の汁を薬として活用する方法は載っていたらしく、
その効果は科学の進歩していない時代から見てもめざましいものだったようだ。

 

その中でも今や青汁に欠かせないお野菜「ケール」を日本に持ってきたのもこちらのお店。
ケールは、キャベツと比べてもぶっちぎりの栄養価で「野菜の王様」とも呼ばれる。
肌を守るビタミンA約6倍、
皮膚や粘膜を守るビタミンB2約5倍、
コラーゲンを生み出し日焼けの元となるメラニンの生成を抑制する美肌のヒーロー・ビタミンC約2倍、
骨と歯を守るカルシウム約5倍、
お腹のなかを健やかに保つ食物繊維約2倍…とビタミンからミネラルからどこを見ても好成績の野菜界の優等生なのだ。

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1日に必要な緑黄色野菜の半分も摂取することができる。
それを聞いて即座に種を手に入れて栽培を始めたんだとか。

 

『遠藤青汁サービススタンド』の青汁で使うのは、そんなケールのみ。
無農薬で育てた国産のケールだけを絞った超フレッシュな青汁なのである。
葉っぱを見せてもらったら、
思った以上にむしってきたばかりと言ったナチュラル感溢れる風貌だった。

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ここがゲームの世界だったなら、「薬草」として冒険のおともに持っていきたいレベルである。

 

何はともあれ、美容のためにもまずは一杯ぐいっと決めようじゃないか。
注文すると、並々注がれた小さなグラスを手渡された。

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な…なんか想像してたより禍々しい緑だね…?
香りも「わたしは葉っぱです!!!」と言わんばかりに青臭い。
苦いものが苦手なわたし。深呼吸して、挑戦してみる。

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に…苦い!!!!
苦すぎるよ!!!!!

 

「季節によってケールの味が変わるんですが、夏は一番苦いシーズンです」と社長の田邉さんは笑う。
こ…これか…。これが先人の言ってた「良薬口に苦し」かー!!
先人の言うことはやっぱり間違いないもんだな…と思い知る。

 

あああ~~~。
ぐわぁぁあ~~~~!!

 

わたしが苦さに悶絶する間に、
美人の女性に、働き盛りのサラリーマン、
オシャレ系男子と年齢・職種に偏らない様々なジャンルの人が店を訪れてはサッと一杯青汁を飲んでパッと去って行った。
そのスタイリッシュさと言ったら…!これこそ「青汁の美学なのか」と思わざるを得ない。
健康に気を遣い、時に青汁を一杯。
苦さにも全くうろたえることなく、グイッと決める。
こいつは「銀座の大人の嗜み」のひとつにノミネートだ。

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わたしが日焼けに対して施した「パック」や「アロエジェル」とは違い、
内側からキレイになる「青汁」。
完全栄養食品とも呼べるオールマイティな栄養素で、
体のいろんな部位に働きかけてくれる。
「お肌の調子を整えるため」「便通をよくしたくて」「ガンが治ったと聞いて」と、
お客さんが訪れる理由も様々だそう。

 

何よりも大事なのは続けること。
サッと飲んでパッと帰る立ち居振る舞いの美学もその効果も毎日続けてこそ。

 

美しくなりたい人は
この夏、青汁デビューしてみてはいかがだろうか?

 

『遠藤青汁サービススタンド』
東京都中央区銀座1-6-7 谷口ビル1階(みずほ銀行裏)
平日:午前8時半~午後7時、土曜:午前9時半~午後6時(定休日:日曜・祝日)
ケールの青汁と乾燥青汁を販売 青汁:1杯260円

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