メキシコでは一体どんなものを食べるのか?
さすが地球のほぼ裏側、日本の常識が全く通用しない世界!!
見たことのない食文化の扉を開ける――!!

 

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人間は、広い世界のほんの一部で生きている。
全てを知ることはできない。
世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。
そんな人が集まると、小さなブームになる。
誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。
それが「うさこの覗いた世界」なのだ……!

 

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和食より先に無形文化遺産に選ばれた「メキシコ料理」。
日本ではサクサクのスナック菓子として人気のある“トルティーヤ”に
コンビニにも欠かせないハムやチーズを薄焼きパンで包む“ブリトー”、
タコライスの原型である“タコス”と
聞いたことがあるメニューも少なくないかもしれない。

 

今回は現地でしか食べることができない
本場のメキシコ料理をご紹介したい。

 

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【1】王道タコスは無限の可能性を秘める!

 

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タコスとはとうもろこしを挽いて作った薄焼きパン “トルティーヤ”にいろんな具材を挟んだもの。
トルティーヤは紀元前の文明時代から作られる伝統的な食べ物で、
古くは石器を使ってとうもろこしを挽いて土器で焼いていたが
今でも地方へ行けば「嫁入り道具は石器」が定番。

 

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カリカリに焼いたりしっとり焼いたり揚げたり、メキシコにいればいろんな姿のトルティーヤに出会える。
日本にとってのお米以上に、メキシコでは国民に愛される食べ物だ。
特に都市のメキシコシティでは、ピンからキリまでたくさんのタコスを食べられる。

 

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オススメは店の外で味付けした豚肉“パストール”を焼いているタコス屋“タッケリア”。
豚肉のジューシーな味わいに、素朴なトルティーヤがよく合う。
王道は牛肉や鶏肉、チョリソーやホルモンと言ったじゅわっとお肉系だが
店によっては数十種類のタコスを用意しているところも。

 

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多くの店では自由にトッピングが出来るので、
玉ねぎを乗せたり、サルサ(ソースの意味。トマトがメインのさっぱりソースから青唐辛子の激辛ソースまで様々)を乗せたり、
ライムを絞ったり、自分が好きな味付けをできるのがまた良い。
具材、味付け、タコスは何通りもの組み合わせがあった!


【2】チョコレートソースでご飯がうまい!

 

地方都市オアハカの特産はチョコレート。
チョコレートは水やミルクで溶いて飲むのが主流だが、
チョコソース“モーレ・ネグロ”はなんとご飯にかけちゃう!?

 

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どどんと乗った鶏肉、そして黒々したチョコソース……!
食べてみるとスパイシーで甘さはなく、コクのあるカレーのような味。
そういえば日本でも「カレーの隠し味にチョコを」なんて言われているけど、
もしかしたら元祖はこの“モーレ・ネグロ”かも……?

 

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町のあらゆるお店でカカオを挽いているので、時折ふわ~っとチョコレートが香る。
板チョコを食べてみると、日本でイメージするチョコと違い
ガツンとしたカカオの香りと、粗く砕かれたカカオのジャリジャリした大味な食感!
強烈な風味に魅了され、わたしはしばらく日本のチョコが食べられなくなってしまった。
チョコレート好きはぜひ行くべき町だ。

 

【3】アボカドは新鮮すぎて皮も食べられる!

 

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田舎町をアテンドしてもらっているときに出てきたものに目を疑った。
なんと皮つきのアボカド!
「それは今採れたばかりの新鮮なアボカドだから、そのまま食べられるのよ」と言われる。
今ではその栄養価の高さから日本でも女子を中心に愛されるアボカドだが、
よもや皮ごと丸かじりする日が来るとは…。

 

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身も皮もやわらか、味もまろやか。
普段食べるりんごの皮のほうがよっぽど邪魔に感じるかもしれない。
新鮮な食べ物は常識を凌駕する……!

 

【4】今が旬のサボテンを食べる!

 

メキシコでどこにでも生えてるサボテン。

 

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その中でも“トゥナ”と呼ばれるウチワサボテンの実は、
ジューシーで甘いフルーツとして愛されている。

 

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信じられないくらい固い種が満遍なく入っているが、現地の人はそのままバリバリ食べてしまうらしい。
わたしにはどう頑張っても無理だったので、トゥナのジュースをいただいた。
瑞々しい、メロンのような爽やかな甘さ。
これがサボテンだなんて……!見た目からは判断できないものもたくさんある。

 

【5】≪閲覧注意≫ 虫の佃煮に挑む!

 

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食虫文化が盛んなメキシコ、市場へ行けばどこかには必ずバッタ料理屋あり。
「こんなのもあるんだな」と横目で見ていたが、
悲しいことにレストランで仲良くなったおじちゃんが善意でサービスしてくれてしまった。

 

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「これがメキシコのチャプリネスだよ!」
おっちゃんの笑顔が光る。

 

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「まじかーー!」と思いながらも、わたしは覚悟を決めて頬張った。
濃い味付けで、まるで佃煮。ちょっと足がギスギスするが、足だけはひっかかるが、決してまずくはない。
日本でも長野ではイナゴを佃煮にすると言うし、
虫はタンパク質が豊富で「未来の食材」なんて呼ばれたりもする。
今まで食べてこなかっただけで、実は奥が深い食材なのかも……?
とはいえイモムシや蟻の卵料理もあると聞いて、さすがにご勘弁願いたいなと思った。

 

食べるもの、見るもの、感じるもの
何もかもが違って当たり前。
決して自分の世界が全てだと思わず、
全く違う文化があって、違う人たちがいることを心のどこかで思い続けていたい。

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