読書
ここのところ、変わりやすいお天気。ちょっと夏バテ気味になっちゃいますよね。そんな時は昼寝!扇風機の風を感じながらタオルケットに包まれるって気持ちいい*:・( ̄∀ ̄)・:*:ああ、幸せ・:*:でも、たまには本をぱらぱらめくってみると、セミの鳴き声や夏の匂い。それを感じながら本を読んでるとすごく落ち着く。また、うとうと。あれ、また昼寝?
読むスピードが遅い私。それでも、あっという間に読めちゃった本。それは、「風が強く吹いている」。三浦しをんさんが描く駅伝についての小説。この本読むととにかく走りたくなる!走ってる時に感じることや見える景色。それが描かれてるからまるで自分が走ってるみたい。主人公みたいに走れたらどれだけ気持ちいいんだろう。それに、駅伝がチーム競技であるということも魅力。人間模様が細かく書いてあって、最後の駅伝シーンは涙なしには読めない。
初めて読んだのはちょうどマラソンを始めたばっかりのころ。だから余計はまっちゃって、今でも大会前にはぱらぱら読み返す程。ランナーのバイブルです。走るって気持ちいい!かっこいい!美しい!!とにかく気分爽快になれる小説。きっと読んだら走りたくなるはず。
吉田修一さんの「悪人」も大好き。映画化されてそれを見た方も多いのでは?悪人って何だろう?誰が本当の悪人なんだろう?そんなことを考えさせられる作品。人間の汚い部分やはかない部分、そしていとおしい部分。完璧じゃないから魅力的。だけど無力。なんか色んなことをぐるぐる考えちゃいます。ちょっとセンチメンタルになりたい時にオススメかな。
私は本は絶対に買う派。読んで手あかをつけていく感じが好き。マーカー引いて、メモ書いて自分色に染めていくの。だから、気になったらすぐに買っちゃう。読んでいない本がたまりっぱなしなんだけどね。速読でも習って、もうちょっとスピードをあげなきゃ、きっと読み切れないんだろうなぁ。時にはお風呂にも持ち込む。たまに湯船に落として大慌てなんてこともあるんですけどね(笑)