「盛りつけ上手への道」
「なおちゃん、ブログに料理の写真は、載っけない方がいいんじゃない?あんまり美味しそうに見えないよ。」
がーん!
父に言われたこの言葉。確かに見返してみると、どれもこれも大雑把?がさつでどかっと盛りつけられているので、う〜ん、確かに食欲そそられないかも。でも、味は美味しいのよ! こう言っても、信じてもらえない? 自炊を初めて、7年。自称得意料理は肉じゃがとハンバーグ。その意地にかけて、歌原、盛りつけ上手になりた〜い!
美味しそうに見えないのは、やっぱり盛りつけが悪いからかな。ささっと料理して、ざっとお皿に入れて、そのまま「ぱちり」。整えないし、お皿に付いたソースも拭かない。それじゃ、いまいちよね。
まず、お皿選び。料理との対比が大事なんだとか。料理の色が濃ければ白っぽいお皿、料理の色が薄ければ、カラフルなお皿を選んでみる。形も大事なポイント。料理が丸い場合は角皿、料理が角張っている場合は丸い皿だと、バランスがいいんだとか。
今度は、盛りつけの量。美味しく見えない理由のほとんどが、盛りつけすぎ。お皿に三割くらい余白が残るように盛りつけてみよう。平べったいお皿なら、中心にまとめて、深いお皿だったら、背が高くなるように盛ると、高級感UP。これなら私にもできそうかな。
細かな盛りつけは菜箸で。ごちゃごちゃっと盛るのではなく、菜箸でバランスをとってみよう。例えば、色の付いたお野菜を散らしてみたり、飾りのカツオブシを中央にキレイにまとめてみたり。ちょっとの差でだいぶ見た目が変わるよ。料理の時に、野菜の大きさを揃えることもポイント。細かな所が大事なのね。上級者は炒める順番にもこだわるそう。色のキレイなパプリカやいんげんは、最後に炒めて色を残す。ポテトサラダや和え物を混ぜる時にも色物は最後ね。
プラス1アイテムでポイント作り。もし余裕があったら、緑の葉っぱを飾ったり、大根おろしを添えてみたり、何かプラスするだけで、もっと美味しそうにみえるんだとか。その時のポイントは左に大事なもの、右に添え物(大根おろしやわさびなど)。人の視点は左上から右下に移っていくもの。タイのお頭やキレイな断面は左上に。和え物は取りやすいように(右利きの人が多いからね)、右下に。それだけで、料亭みたい!
料理は心遣い。ちょっとの手間をかけるかどうかが分かれ道なのね。なんだか冷めちゃいそうな気もするけど、美味しく見える盛りつけ、頑張ってみよう! でも、誰かに褒めてもらえないと、やっぱり面倒くさくなっちゃうかも。そうだ! ブログで報告するので、ぜひ、意見ください♪