皆様、こんにちは。はちみつ美容研究家東出姉妹です。今日は、はちみつの賞味期限についてお話ししたいと思います。
私たちが活動している中でよくはちみつの賞味期限についてご質問頂きます。
「はちみつは、他の食品同様腐りますか!?」
答えは「いいえ、はちみつは腐りません!」です。
食品なのに腐らないと聞いて驚かれる方がいますが、その理由を聞いて皆様すぐに納得しています。
多くの食べ物は、保存している間に腐敗していくと思いますが、はちみつにはそれがありません。そんなはちみつの性質についての非常に有名なエピソードがあります。
1913年にエジプトのピラミッドで瓶に入ったハチミツが発見されました。そのハチミツは3千年以上前のものでしたが、まったく変質していなかったのです。さらに、食べることもできたと言われています。
ハチミツにはとても強力な殺菌力があるという事は古来より広く知られていたそうです。その殺菌力を利用し古代人が、ミイラを作るのに殺菌力のあるハチミツを使ったという記録もあります。実際に、アレキサンダー大王の遺体は、黄金のヒツギの中で「ハチミツ漬け」にされて運ばれたといわれています。
そんなはちみつの性質を科学的に立証しようと、実際に実験も行われた様です。その実験結果によると、はちみつの中に赤痢菌を入れると10時間で死滅し、チフス菌と大腸菌はともに48時間で死んでしまったそうです。
このようなことからも分かるように、ハチミツは殺菌力の非常に高い、最も安全な食品の一つだといえます。しかしながら、日本において食品衛生法で食品に対する賞味期限表示が義務付けられているため、はちみつには2年の賞味期限がついています。
著者プロフィール
東出佳子
アーユルヴェーダ・メディカルハーブを学び、“美と健康”をコンセプトとした飲食店経営を経て、「肌から食す」という考え方に着目。 ΝZ産マヌカハニーとの出会いにより、長年抱えていた肌トラブルのニキビが改善。2009年、はちみつ美容研究家として活動をスタート。はちみつ美容を取り入れたトータルビューティーを提案している。
東出直子
生まれつきアトピー性皮膚炎に悩まされ、予防医学・自然治癒学に強く惹かれる。 美容系商社でスキンケア商材、コスメ営業を経験。結婚、出産を機に「食す美」と健康に積極的に取り組む。シンガポールではベビーヨガインストラクター、モデルとして活躍。帰国後、2012年より姉妹ではちみつ美容家として活動を開始している。