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皆様、こんにちは。はちみつ美容研究家東出姉妹です。いつも記事を読んで頂き、ありがとうございます。今回は今までと少し視点を変えて、お肌(皮膚)という私たちにとっての最大の臓器について、姉妹の考えをお話したいと思います。

 

私は幼少期よりアトピー性皮膚炎と診断され、物心付いたときからステロイドを使用していました。食物アレルギーや動物アレルギー、日光までも当たるとアレルギー反応がおきました。「私のお肌はどうしてこんななの?」と疑問に思っていました。また、姉はお顔全面にニキビが出ているのが常で悩んでいました。当時はお互いに大変な思いをしておりましたが、この経験こそが、私たち姉妹にとってお肌(皮膚)について考えるとても良い機会だったのだと今は思います。

 

皆様は“肌と皮膚の違い”について考えたことがありますか?私たち日本人は通常、当たり前の様にこの2つを絶妙に使い分けています。健康や美容を語るときは「肌」と表現し、一歩進んだ医学的又は専門的な表現として「皮膚」を使うことが多いようです。例えば「お肌のお手入れ」、「皮膚疾患」などといった具合です。しかし英語では肌も皮膚も「skin」の一言です。ここで感じるのは、日本人には「肌」に対して独特な思いや感覚が存在するということです。何だか興味深いですよね。

 

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それは私たちが日ごろ使っている言葉にも現れていると言われています。たとえば、「肌が合う」「肌で感じる」「ひと肌脱ぐ」「職人肌」「学者肌」など「肌」は体の表面という枠を超え、人の内面的な気質や人間関係における距離感を表す言葉としても幅広く使われています。これもとても面白いと思いませんか?当たり前のように使っていた言葉も、「肌」というものを再思考することで色々な側面が見えてくるのです。

 

私たち日本人にとって大切な存在の「肌」。これは心とも深く繋がっていて“お肌を整える=内面が整う”と言われています。“スキンケア=スキンシップ”と考え、毎晩のスキンケアを特に丁寧に施してみてはいかがでしょうか?1日の疲れを取り除き、自分自身の状態をゆっくりと感じることができるはずです。

 

そのお供には、是非はちみつを使ってみて下さい。はちみつの甘い香りに包まれ、心身ともにリラックス出来るでしょう。アロマ効果も手伝って、夜のスキンケアにはとても効果的です。そして、寝る前にはカモミールミルクティーとはちみつを。寝ている体へ穏やかに作用し、疲労を回復してくれますよ。

著者プロフィール


東出佳子
アーユルヴェーダ・メディカルハーブを学び、“美と健康”をコンセプトとした飲食店経営を経て、「肌から食す」という考え方に着目。  ΝZ産マヌカハニーとの出会いにより、長年抱えていた肌トラブルのニキビが改善。2009年、はちみつ美容研究家として活動をスタート。はちみつ美容を取り入れたトータルビューティーを提案している。  

東出直子
生まれつきアトピー性皮膚炎に悩まされ、予防医学・自然治癒学に強く惹かれる。  美容系商社でスキンケア商材、コスメ営業を経験。結婚、出産を機に「食す美」と健康に積極的に取り組む。シンガポールではベビーヨガインストラクター、モデルとして活躍。帰国後、2012年より姉妹ではちみつ美容家として活動を開始している。

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