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三杉里さん直伝の「腰痛防止“腰割り”ストレッチ」とは?

「人間の身体の要は“仙骨”という腰の骨。腰痛で悩んでいる人の多くは、仙骨の位置がずれていたり、周辺の筋肉が固まってしまっている場合が多いですね」

 

そう語るのは、元関取で、現在は人気整体師として活躍する三杉里さん。

 

三杉里さんと言えば、貴乃花と若乃花の兄弟力士などが所属していた二子山部屋で活躍。現役在位118場所、通算700勝という輝かしい成績を残して1998年に引退後、NHK大相撲解説でも活躍。現在は相撲界を離れ、東京都中野区に「ごっつハンド」を開業。相撲時代の経験をいかした整体で人気を集めるゴッドハンドだ。

 

そんな三杉里さんに、股関節を柔らかくするとともに仙骨まわりの筋肉をほぐす効果がある、自宅で簡単にできる「腰痛防止“腰割り”ストレッチ」を伝授してもらった。

 

腰痛を防止する股関節を柔らかくする「腰割り」ストレッチ

やりかたは簡単。部屋の中で、動きやすい服装で始めよう。

 

【初級編】

1. テーブルやイスなど、ちょうどいい高さのものに手をついて立つ。
2. 肩幅より少し広めに足を開く。つま先は外に向ける。
3. テーブルなどの台に手を置いたまま、ゆっくりと腰をおろしていく。
4. 膝の角度が90度になるように腰を真下におろす。
5. 戻る時は手の肘を伸ばして、自然と元の位置に戻るようにする。

 

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【ポイント】

※手をつくことで、身体が安定し、また負荷も軽くなる。
※足がブレないようにしっかりお尻に力を入れて安定させる。
※お腹やお尻を引かないように注意
※膝が前に出てこないように注意
※上半身が前傾にならないように注意

 

【実践編】

基本は、初級編と同じだが、テーブルなどの補助を使わないぶん、下半身に負荷がかかり、より効果的なストレッチを行うことができる。

 

1. 肩幅より少し広めに足を開く。つま先は外に向ける。

 

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2. 手を膝に置き、膝の角度が90度になるように腰を真下におろす。

 

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3. 5秒キープしたら元の位置に戻る。ゆっくりと10回繰り返す。

 

 

【協力店舗】

「「ごっつハンド 中野部屋」

http://www.misugisato.com/

東京都中野区中野2-28-3

営業時間:11時~23時(不定休)

 

通算700勝の元関取、三杉里さんが開業する整体。「心と体の健康回復館」と称し、相撲界での経験をいかした整体で、頭痛や肩こり、腰痛などさまざまな体のトラブルを処置してくれる。「引退後、健康回復や代替治療など以前から興味があった分野に取り組みたい」と、専門学校に入学して基礎から学び、中国黒龍江省中医薬大学に留学して学んだ理論と実技を生かした整体が特徴。

 

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