ニュースなどで取り上げられている『タイの洪水』ですが、
いまのところ、首都バンコクは被害があまり出ていないようで、市街地の観光にも影響がないようです。

タイとひとくちにいっても日本より広く(日本の約1.4倍)、77県ありますからね。

北部チェンマイや、首都バンコク、ツーリストが足を運ぶ(バンコクの隣の県にある)パタヤや、
南部のプーケットは観光に『さほど影響がない』、というのが現状のようです。

日本の報道を見ていると『タイ全土が洪水のため浸水・冠水』という
イメージを抱きがちになりますが、けしてそうではなく、
『観光が通常通り可能な場所もある』といったところでしょうか。

念のため、現在の各地の観光&洪水状況をあげます。
(TATサイトより)

■各ツアー関連主要地区
・北部:チェンマイ、スコータイ他北部エリア通常観光可
・東北部:一部で洪水の影響はあり。ツアー関連地区での問題なし
・中央:アユタヤ観光不可 ※旅行会社各社のバスツアーも中止
・西部:カンチャナブリ、ダムヌン=水嵩に要注意、ローズガーデン=要注意、
・南タイ:パタヤ、フアヒン、プーケット、サムイ、クラビ特に洪水無し

■首都:バンコクの様子
<バンコク市内及び周辺>
・スワンナプーム国際空港:通常運行。現状周辺道路の異常なし。
・公共交通状況:BTS:通常運行、地下鉄(MRT)通常運行(一部の駅で土嚢、各駅1~3カ所ずつ入口閉鎖)
センセーブ運河再開、バンコクから中部、北部行きの長距離バス運休
<ホテル>バンコク市内のホテルは川沿い含めてどこも通常営業
<主要地区状況>
スクンビット地区:特に問題なし
シーロム地区:問題なし
サイアム地区:問題なし
プラトゥーナム地区:問題なし
ラーマ4世地区:問題なし
リバーサイド地区:特に問題なし
王宮地区:問題なし
<ライフライン>
水道:異常なし 
電気:異常なし
保存食・薬、生理用品の買い占めが始まるが補充がある。
インターネット通常、電話通常

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タイ中西部(アユタヤなど)をのぞいた地域での観光計画であれば、
問題がないような感じが個人的にはします。

<タイにおける洪水被害概要>※在タイ日本大使館メールより※
7 月下旬に、熱帯性低気圧及びモンスーンの影響で、大雨が降り始め、
タイの中部地方を中心に洪水、土砂崩れ等が広い範囲で発生している。
降雨による被害は、タイ北部から、バンコクに向けた河川における水量の増加を伴いながら、
徐々に南下している。

10 月15、16 日、タイ湾の高潮と重なり、バンコクでの被害が懸念されたが、
都内は一部が冠水したもの、大規模な被害は免れた。

他方、アユタヤ県を中心としたバンコク郊外の工業団地は、冠水し、
日本企業の工場が大きな影響を受けている。10 月18 日のタイ政府防災局の発表による被害状況以下のとおり。
・死者数:315 名
・行方不明:3 名
・これまで影響を受けた県数:61 県

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バンコクの洪水について新しい情報がはいったらまたUPします。
これ以上、被害が出ないといいんですけどねぇ…。
今年は世界中が異常気象ですね…。

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これからの時期に食べたいタイ料理【クイッティアオ・ムウ】。タイ風ラーメン

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