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マカオと聞いて何を思い浮かべますか?きらびやかなカジノリゾート? 異国情緒漂うポルトガル風の街並み?熱気にあふれた人々が行きかう中国の下町?そのすべてが、マカオにはあります。広さにして世田谷区の約半分のこの都市には、ポルトガル発・世界経由でもたらされた古今東西の文化がギュッと凝縮して、他に類のない面白さを作り上げています。日本から飛行機で、たった4時間半。そこで味わう極上の旅体験。欲張りな女子ゴコロを満たすマカオの魅力を余すところなく紹介!

~心が躍る非日常体験 ラグジュアリーリゾート編~

カジノリゾートとして世界に名をはせるマカオは、ホテルのクオリティも世界最高レベル。空港から近いコタイ地区には、2007年開業の「ザ・ヴェネチアン・マカオ」をはじめ「サンズ・コタイセントラル」「ギャラクシー・マカオ」などの巨大リゾートが。マカオ半島には、ランドマークである5つ星ホテル「グランド・リスボア・ホテル」をはじめ「ウィン・マカオ」「MGMマカオ」などが立ち並び、世界トップレベルの上質なサービスを提供しています。今回は、そんなマカオのリゾートホテル事情を中心に、ラグジュアリーな気分を味わえるスポットを厳選して紹介します!

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「セント・レジス・マカオ」のスイートルームは、ブルーをアクセントにした上品なインテリア。すべての部屋で専属の執事による“バトラーサービス”が利用できる

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「バンヤンツリー・マカオ」宿泊者専用のガーデンプールは落ち着いたムードが魅力。併設されたカバナは8時間2000HKDでレンタル可能(要予約)

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「ザ・ヴェネチアン・マカオ」は3000室の客室を擁するホテルとカジノ、ショッピングモール、運河まで備えたメガリゾート

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「スタジオ・シティ」のシンボル、地上130mに作られた8の字形の観覧車「ゴールデン・リール」

■最高級スパで極上のリラックスタイム

ホテルリゾートといえば、やっぱり気になるのがスパ。マカオでも各ホテルがそれぞれ特徴あるスパを併設しています。日本で同程度の施術を受けるより安く体験できる場合もあり、どこに行こうか迷ってしまいそう。中でも人気が高いのが、「バンヤンツリー・スパ」。数々の賞を受賞している人気のアジアンリゾートスパで、コタイの代表的な複合施設「ギャラクシー・マカオ」内にあります。建物内にはバンブーガーデンが作られていて、気持ちの良い自然光にあふれているのが特徴的。アジアンモダンな内装と相まって、陰影の美しさが心を落ち着かせてくれます。

マッサージにはいくつかのコースがあり、体調や気分に合わせてセレクトすることが可能です。今回選んだのは、オイルを使ってじっくりと体にアプローチする「バリニーズ・マッサージ」(90分+シャワー&フットバスタイム30分)。お好みのアロマオイルを選び、それを使って全身をほぐしていきます。体の奥にまでしっかりアプローチし、コリや滞りをなくす極上の施術で、心の底からリラックスできることうけあい。マッサージ後にいただけるハーブティーとデザートのサービスも心憎い演出で、お友達や家族と一緒にリラックスした時間を過ごすことができます。

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光と陰のコントラストが美しいスパのエントランス

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グリーンが爽やかなマッサージルームはすべて2ベッドで、2人同時の施術も可能

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施術はフットバスからスタート。お茶の葉とはちみつを混ぜたスクラブで足をしっかりマッサージ

ちなみにマカオ市内にはフットマッサージ専門店が点在しており、中には深夜まで営業している店も。言語は中国語がメインになりますが、あらかじめメニューと金額が提示されている店を選べば問題はありません。ホテルスパに比べるとかなりリーズナブルに体験できるので、今夜の疲れを取ってから眠りたい!なんてときに利用するのも良いかもしれません。

■世界一のウォーター・ショーに興奮!

マカオに来たのなら、これを見ずには帰れない。シルク・ド・ソレイユの元プロデューサーが手がけたスペクタクルショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーター」は、世界中から集まってくる目の肥えたセレブをもうならせる、今マカオで一番人気のエンターテインメントです。舞台となるのは、深さ8メートル、水量にしてオリンピックプール5個分というハイパースケールの特設プール。冒頭からものすごい光と水の演出で、観客を一気に物語の世界に引き込んでいきます。

極限まで高められた人間の肉体が魅せる美しさと、ゴージャスに作りこまれたステージ装置が合わさって、めくるめく幻想の世界にワープしたかのよう。座席にまで容赦なく水がかかってくるので、前方はレインコートを着ての鑑賞になり、臨場感も抜群!もちろん後方席で濡れることなく楽しむことも可能です。

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■上質なバーで大人の時間

夜になってもマカオのラグジュアリーな楽しみは続きます。2015年にオープンしたばかりの「セント・レジス・マカオ」内の「セント・レジス・バー」は生演奏をバックに、しっとりとしたムードでお酒と軽食が楽しめます。

セント・レジスはウォッカとトマトジュースを使ったカクテル「ブラッディ・メアリー」を生み出したことでも有名で、世界各地のセント・レジスでオリジナルの「ブラッディ・メアリー」を提供しています。ここマカオのシグニチャーカクテルは「マリア・ド・レステ(東方のマリア)」と名付けられ、ピリッとスパイシーな風味が特徴。ポルトガルから世界を経由してマカオにたどり着いた文化を表わすかのように、世界中のスパイスがふんだんに使われています。カクテルセットを乗せたプレートは「カルサーダス」と呼ばれるマカオ旧市街の中心にある、セドナ広場の石畳がイメージされているそう。

ちなみにドリンクはどれも100HKD前後。比較的手軽な金額で、リッチな時間を存分に味わえます。

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シグニチャードリンク「マリア・ド・レステ」はウォッカが別添えで、自分の好みの味にアレンジできる

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セント・レジス・バーはフードも充実している。予約をすればミニコースも可能

このほか各ホテルには、高級ブランドショップが立ち並ぶショッピングモールや世界各国の料理が楽しめるレストラン、誰でも楽しめるギャラリー、子どもがよろこぶキャラクターアクティビティなど、様々な見どころとサービスが満載。もちろん、ホテル併設のカジノに繰り出して冒険することも可能です。ホテル内の施設をはじめとして、深夜までオープンしているところも多く、まさに「眠らない街」。最上級のエンターテインメントとホスピタリティを追求するマカオのリゾートで、非日常へのトリップを味わいましょう!

【協力】
マカオ観光局:http://www.macaotourism.gov.mo

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