長崎県に生まれ、看板店、ちり紙交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家になった蛭子能収(67)。これまで人から相談を受けたことは皆無だったという彼が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「小5の息子が友達の笑いモノになっています。気の弱い息子は『イジメ』ではなく『いじられているだけ』と言いますが、このままいったらイジメになるのではと心配です」(ミサ子さん・44・主婦・愛知県)

 

【A】「小学生レベルの『いじり』は『イジメ』と変わらない」(蛭子能収)

 

俺も友達に、よくからかわれていたからわかりますが「いじり」は「イジメ」に発展します。担任に「注意して見てください」とすぐ言ったほうがいいですよ。今でも、俺はいじられるのは嫌いなんですが、お金を稼ぐためなら仕方ありません。

 

でも、テレビの「いじり」は「イジメ」にはならないんです。だって、いじっている人はとても頭がよくて、すごく気を使っているんです。うまいのは有吉(弘行)さんや東野(幸治)さん。強い口調で言っているけど、愛があって面白くて、言われている本人は、毒にさえ感じないんです。

 

ただ、(笑福亭)鶴瓶さんが、俺をどういじるかで芸人の腕が試される、と言ったみたいですね。それで若い芸人さんたちが俺に挑戦するようにいじってくるんですけど、どこか愛がないんですよね。「いじり」も芸のひとつなんだなあと思います。