いま、あちこちから聞こえてくる「わが子が結婚しない問題」。6月17日には単行本も発売される、本誌で大好評連載中の『蛭子能収のゆるゆる人生相談』にも、結婚しない子供を持つ親からの悩みが、数多く寄せられる。
「うちの息子が結婚しないんですが……」(54・主婦)
「娘が独身のままでいいといっています」(60・パート)などなど。
そこで、改めて蛭子さんに聞いた。結婚しないわが子を、どうすればよいのでしょう？
「子供とはいえ人の人生なんですから、気にしないほうがいいですよ。そもそも相談してくる親が、いい結婚生活をしているんですかね？ 子供の心配をするよりも、自分のほうが大事だと思うんです。親がいい結婚をしていれば、子供だって自然と結婚したくなると思いますよ」
おっ、意外にもまともな回答！ 蛭子さん自身、亡くなった先妻、そして、本誌のお見合い企画で出会った今の奥さんと、2度の結婚を経験している。3人いる子供もそれぞれ結婚し、独立している。さぞや充実した結婚生活を送っているのでは……。
「2度とも、夜が寂しくて結婚した“性欲結婚”なんですよね。でもオレの場合、自由に生きるためには、好きな人といっしょに暮らすことが大事なんです。ただし結婚生活といっても、女房の言いなりになっているだけ。子供たちが結婚するとき、何の相談を受けたこともありませんけど、オレの結婚を見て、少しはいいと思ってくれたかもしれませんね。でも、もとから子供の結婚には、興味も関心もないんですよ」
そんな蛭子さん、結婚について、こう考えている。
「結婚がうまくいくかどうかなんて、競艇と同じでギャンブルですよ。そんなに構えずに、競艇場に行く気分で籍を入れればいいんですよ」
ぜひ、ご参考に……。
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