発売1か月あまりで早くも4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』。蛭子能収(67)本人も「え、あの本が? 信じられない……」と驚く、好調な売れ行きを記念して、今回は特別に、月刊ファッション誌『JJ』誌上で行われたお悩み相談を配信。
女子会、SNS、カースト……コミュ力や人づきあいを重んじる社会に息苦しさを感じる若い女性読者の悩みに、「友達はいらない」と言い切る蛭子がゆるっとズバッと答えます!
【Q1】「友だちをランチに誘ったら、たいした用事もなさそうなのに断られた。いつも親切に接してきたのに……裏切られた気分です」(金融関係勤務・24歳)
【A1】そもそも、人の心はなかなか読めないと思っていたほうがいいですね。そして、自分の思い通りにもならない。どんなに仲の良い友だちでも、誘っても断られることはあるし。
信用しすぎないほうがいい。自分が優しくしたからって、優しくしてもらえるなんて期待しないことです。
(『JJ』2015年8月号「今、身につけたい“繋がらない勇気”。」より)
【Q2】「私が知らないところで同期が飲み会をしていました……。どうして誘われなかったのかもやもやします」(マスコミ関係勤務・26歳)
【A2】うーん、でも僕は誘われないと、ちょっとホッとするよ。あーやった、好きなことできる! って。 まぁ、確かに、ちょっとさみしいって気持ちにならないこともないけどね。
でも、それと同じくらいホッとする。ひとりぼっちの方が絶対いいですよ。自由に過ごせるし。
職場の人からは“あの人はひとりが好きだから放っておこう”と思われている方がラクでいいと思うけどなぁ
(『JJ』2015年8月号「今、身につけたい“繋がらない勇気”。」より)
【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』早くも4刷!】
建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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