image

オフグリッド生活がスタートして二回目の冬。一昨年前と昨年の12月の発電量と蓄電量のデータをグラフ化してみたところ、ちょっと面白いことが見えてきました。
こちらが2014年12月のグラフです。

image

そして、こちらが2015年12月、つまり先月のグラフです。

image

晴れの日数はほぼ同じなのですが、発電量が2015年の方が300wとわずかながら多めで、蓄電量は2kWhも少ないんです。つまり、今回の冬は一日平均2kWh分多く使っているということになります。
これはエアコンで暖をとるようになったから。前回の冬は電力自給生活が手探り状況で、電氣を使うことに消極的で、消費電力の大きいエアコンを使わない代わりに、ガスの床暖房で部屋を暖めていました。
しかしながら、この一年数カ月のあいだで、電力が底を突くということはまずありえないといことがよくわかり、翌日晴れればちゃんと充電されることも知ったので、今年の冬は臆さずエアコンを使うようにしたのです。電氣代もゼロ円ですし、CO2もゼロですので、どうせなら太陽光発電で生みだした電氣で暖める方が地球にもお財布にも優しいですしね!
結果的に、ガス代が昨年と比べて3000円の削減!こういう発見やよい変化を得られるときは、オフグリッドに暮らす喜びが味わえる瞬間です♪

「玄米飯に塩をつけて握るんだ。からい濃い味噌汁を毎日食べるんだ。砂糖は絶対にいかんぞ!砂糖は血液を破壊するぞ!」

小寒を迎え、大寒が近づく1月半ば。今灯では電力自給から少し離れて、この寒の時期ならではの〝お味噌づくり〟についてお話させていただこうと思います。
わたしは、2012年からお味噌を手作りしています。きっかけは、2011年に起きた福島第一原発事故。放射能の問題と向き合うことになり、なにが放射性物質から身体を守れるのか、情報を求めていろいろ調べました。
そして、とある記事を読んでお味噌に希望の光を見出したのでした。それは、長崎原爆を経験した秋月辰一郎医師のエピソードです。秋月医師は、爆心地からたった1.8kmの距離にあった病院で勤務されていた方で、そのときの言葉がこちらです。

「玄米飯に塩をつけて握るんだ。からい濃い味噌汁を毎日食べるんだ。砂糖は絶対にいかんぞ!砂糖は血液を破壊するぞ!」

死の灰とも言えるような状況のなかで、来る日も来る日もこの食事を患者さんや病院のスタッフと共に実践した結果、誰も死ぬことなく、重い原爆症が出現することもありませんでした。
秋月医師は、食塩つまりナトリウムイオンは造血細胞に賦活力を与えるもので、逆に砂糖は造血細胞毒素であるとして、これだけの至近距離の被曝にも関わらずたくさんの命を救えたことは、食塩ミネラルのおかげであったと述べています。
チェルノブイリ原発事故のときには、すでに秋月先生の手記が英訳されていたので、ヨーロッパに味噌がたくさん輸入されて売れたそうです。

乳酸菌は免疫力を高め、放射能から身体を守るという情報にも出会い、味噌には大きなチカラがあり、被曝を免れないこの日本で生きていかざるを得ない人たちにとって、福音とも思える存在として目に映ったのでした。
生きた乳酸菌となると、手作りが一番です。スーパーなどで売られているお味噌は、アルコール処理や加熱処理が加えられて発酵を止められているからです。というわけで、4年前からお味噌を手作りして、食べるようにしています。

手前味噌という言葉がありますが、自分で手作りしたお味噌って、ものすごく美味しいんです!初めて挑戦したときは、500gの大豆で1リットルのお味噌を作りましたが、その味に感動して翌年から量が増えていき、ついに今年は5kgの大豆で10リットルのお味噌を作りました!保存容器も、ガラスから陶器に変わり、今では杉樽です。

image

美味しいお味噌作りへの情熱が止まらない、手作り発酵食品を愛するわたしの手前味噌レシピを、今回はご紹介します!

手作り味噌は放射能対策のみならず、その生きた乳酸菌が腸内細菌叢のバランスをよくしてくれて、免疫力がアップします!

【手作り味噌/3人家族で3~4ヶ月分】
大豆…1kg
麹……1kg
塩……400g

●下準備
・大豆を洗って、約2.5倍の水に半日から1日浸しておく。

image

・麹と塩を手でもむようにして、まんべんなく混ぜ合わせ、塩きり麹をつくっておく。

image

●大豆を茹でる
圧力鍋で約15分~20分茹でます。
※普通の鍋で茹でる場合は、アクをとりながら、とろ火で3~4時間かけて煮ます。

●大豆をつぶす
茹であがった大豆をザルにあげて大き目の容器に移し、茹で汁はボウルか何かにとっておきます。大豆が熱いうちに、手や指を使ってがんばって潰していきます。大豆の汁気がなく、固く感じたら茹で汁を少し加えて潰していきます。
大豆のカタチがそのまま残ってしまってもOKです。お味噌汁から出てきたときは、当たり豆としてラッキー!と喜びましょう(笑)
※マッシャーやフードプロセッサーでつぶす方法もありますが、自分の手の常在菌と発酵させることで、自分に合ったお味噌ができるとわたしは考えていますので、素手を使ったプロセスを加えることをオススメしています。

●仕込む
潰した大豆と、下準備しておいた塩きり麹を混ぜ合わせます。
それを大きめの団子状の味噌玉にして、保存容器に勢いよく叩きつけて、空気を抜きながら詰めていきます。

image

image

※保存容器は焼酎などでアルコール消毒しておいてください

●仕上げ
表面を平らにして、カビ対策となるような蓋をします。
塩蓋、昆布蓋、酒粕蓋などいろいろありますので、お好みで選んでください。
わたしは酒粕で覆って、その上に炭を置いています。

image

●保管と発酵
涼しく風通しのよいところで保管します。
仕込みから半年経ったら、よくかきまぜて天地返しします。
そのまま半年寝かせ、一年熟成させたらできあがりです!

手作り味噌は放射能対策のみならず、その生きた乳酸菌が腸内細菌叢のバランスをよくしてくれて、免疫力がアップします!
日頃の心身の健康を支えてくれるそんな素晴らしい手前味噌を、みなさんもぜひ作られてはいかがでしょうか♪