image

今年も庭先の梅の木に、実がたわわにみのりました!

image

この里山には立派な梅の木が何本も生えていて、落ち梅がゴロゴロ転がっています。ワンコの散歩がてら落ち梅を拾っているうちに、なんと10キロも集めてしまいました(笑)梅干しに7キロ、梅酒に2キロ、梅醤油に1キロ使って、今年の梅しごとが完了!いま保存食棚は梅でにぎわっています♪

image

さて、梅雨時期は発電を心配されることが多いのですが、結論から言うと全く問題ナシです。この時期は旧暦でいう夏。厚い雲で覆われていようが、雨が降っていようが、強い夏の陽射しはしっかり太陽光パネルに届いて発電してくれます。去年初めて梅雨のオフグリッド生活を経験して、有り余るほど発電することに驚きました。電力消費の激しい洗濯乾燥機も余裕で使えたほど、電氣に困ることはありませんでした。(詳しくは、第26灯をお読みください)。電力完全自給生活をしている他のオフグリッド仲間も、梅雨の時期はへっちゃらだと口を揃えておっしゃいます。

逆に、夏真っ盛りのイメージの8月は、旧暦でいう秋となり、太陽のパワーは冬に向かって少しずつダウンしていきます。それゆえ、昨年8月終わりごろに雨の日が1週間以上続いたときは、さすがにピンチを迎えました。(詳しくは、第33灯をお読みください)。というわけで、梅雨シーズンは意外にも電氣使いたい放題のホクホクな日々となります。空からおカネが降ってくるイメージですので、少しでもありがたく頂戴して使いたいわけです。毎晩寝る前に、明日は余った電氣でなにをしようかなあと考えていると、アイディアがどんどん生まれてきてワクワクして眠れないくらいです(笑)

わたしは手作りが大好きなので、電氣が余るとつい何かを作りたくなってしまいます。念入りに掃除機をかけたり、アイロンがけをしたりして電力を使うという選択肢もあるのですが、そういうことにはあまり興味がわきません。何かを作るということが好きで、特にお料理やお菓子作りは夢中になります。電氣でそういったものを作るとなると、炊飯器やオーブントースターが大活躍します。しかもこれらの家電製品は電氣で熱を生むので、たくさん電力を消費してくれて一石二鳥。電氣富豪のときの強い味方です!こちらは炊飯器を使って作ったバナナチョコレートケーキです。(レシピは記事の最後にご紹介します)

image

この時期、いつもお世話になっている和歌山の農家さんからお茶の葉が届くので、茶葉を発酵させて紅茶も手作りしています。

image

手作りした電氣でケーキを作って、手作りした紅茶で一緒に美味しくいただきました♪

image

オフグリッド=手作り生活。不安や心配はあまりなく、むしろワクワクの方が断然大きかった

マンションに住んでいた頃から手作りが大好きで、ジャムやパンやお味噌やお醤油や梅干しなどを作っていました。自分の手で作ったものには愛情やきもちがたっぷり入っていて、なぜか何でも美味しく感じます。一度何かを手作りしてみると、その楽しさと美味しさと簡単さに感動して既製品を買わなくなっていきました。自分たちで電氣を作るというこの電力完全自給生活も、ここに原点があるのではないかと最近思います。もちろん東日本大震災の原発事故が考え方を変えたことは大きいですが、もっともっと大きな土台として、自分の手で何かを作ったり生みだしたりする喜びを知っていたからこそ、電氣もつくって生活してみたいというきもちに繋がったように思うのです。ですから、このオフグリッド生活に挑戦したときは、不安や心配はあまりなく、むしろワクワクの方が断然大きかったです。自分のお家でエネルギーを作って自由に暮らせるなんて、手作り大好きのわたしにとっては夢のような生活ですからね♪

オフグリッド生活に興味があるものの、なんとなく勇気が湧かなかったり不安を感じたりする方は、ご自身の手を使って何かを手作りをされてみるといいかもしれませんね。パンでも、調味料でも、お洋服でも、家具でもなんでもいいと思います。やってみたらできちゃった!しかも楽しかった!という感動体験が増えれば増えるほど、作ることや生み出すことに自信がわいて、それが安心感へと変わっていき、オフグリッド生活へのハードルが消えるのかもしれません。

では、ここからバナナとチョコレートを使ったケーキのつくり方をご紹介します。砂糖・卵・小麦・乳製品を使いませんので、安心してお召し上がりいただけます。手作りの楽しさと美味しさをさっそく味わってみてください♪

●炊飯器でつくるバナナチョコレートケーキ●
<材料>

完熟バナナ 中2本
玄米粉 160g
重曹 小さじ2分の1
100%カカオのチョコレート 40g
ココナッツオイル 大さじ2
豆乳 50ml

<作り方>
①4分の3の分量のバナナを包丁で細かく刻んで潰していき、残りを輪切りにする

image

②チョコレートを刻む

image

③炊飯器の釜に、潰したバナナ、ココナッツオイル、豆乳、刻んだチョコレートを入れて、ゴムべらなどでよく混ぜる

image

④玄米粉と重曹を混ぜてふるいにかけて、③に加えて混ぜて生地にする(※もし粉っぽさがあったら豆乳を加えて調整してください)

image

⑤輪切りにしておいたバナナを飾りとして乗せて、炊飯器のケーキメニューを選択してスイッチオンして出来上がり

image

100%カカオのチョコレートがない場合は、ココアパウダーでも代用できます。玄米粉のもちもち感がたまらない美味しいケーキですので、ぜひ作ってみてください♪

関連カテゴリー:
関連タグ: