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参議院選挙の投票日まであと数日となりました。わが家にも投票の案内が届いています。

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街なかを歩けば立候補者のポスターがたくさん貼られていて、いよいよだな!と力が入ります。

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今回の選挙は、これからの日本の未来の分かれ道。自民党政権になってから、戦争への道へとまっしぐらに進んでいるいまの日本。憲法改正の問題は、いままで政治に関心がなかった人たちの目を覚まさせました。そもそも、戦争を繰り返して血で血を洗うようなことが続いた約100年前に、もうこんなことがないようにとつくられたのが憲法です。つまり憲法とは、権力を持ちやすい立場の人が暴走しないようにするためのもの。その憲法を首相自らが率先して変えてしまうことは、絶対に許されないことです。

憲法学者も弁護士も国民も多くの人々が反対するなか、昨年秋に安保法制の法案が衆議院で通過してしまいました。今回の選挙で与党(自民党・公明党)が3分の2の議席をとった場合、いよいよ歯止めがきかなくなるでしょう。憲法改正、原発再稼働、TPP、マイナンバー、水面下で通過していく危険な法案…。ここは自民党の暴走を何が何でも止めないといけません。

平和な社会を願う人たちにとっては、投票する側も立候補する側も命がけともいえる今回の参院選。そんななか、こういう立候補者を待っていた!こういう人に政治家になってほしい!と思うのが、東京都選挙区から立候補している三宅洋平さん。〝ストップ改憲3分の2議席〟を掲げて立ち上がっています。

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職業はミュージシャンですが、早くから反原発を提唱していた人でもあります。2013年の参議院選挙でも立候補しましたが、今回パワーアップして帰ってきています。スピーチを聴くと、とても感性が鋭く、時代の先を走っている人だと感じます。その象徴として、街頭演説はオフグリッドなんです!太陽光パネルで発電した電氣でマイクなどの機材の電力を確保して演説しています。日没後の夜の演説は、昼間の発電時にバッテリーに溜めた電力を使っています。オフグリッドにすることで逆にお金がかかるそうですが、これからの時代はオフグリッドの時代だとして、あえてこのようなスタイルを貫いています。このような実践を選挙活動まで落とし込んで真剣に取り組んでいる候補者は他にいません。

破壊や戦争で儲かる時代をもうやめにしよう

マニフェストでは「原発即時停止」が掲げられていて、エネルギー政策について熱く語っています。化石燃料を燃やし続ける火力発電、放射能の危険を生み出し続ける原子力発電、山を破壊するダムありきの水力発電。現在の電氣のつくり方は、どれをとっても地球を破滅に追い込んでいきます。日本中を長い電線で繋いで電氣を運ぶメガな発電は、送電ロスが大きく、エネルギーを無駄づかいしていて、非効率であり時代遅れであると指摘しています。1基180億もするオスプレイを買うくらいのお金があるなら、自然エネルギーによる発電・蓄電技術の研究開発費に充てるべきだとしています。そして、地域循環型エネルギーを確立させることによって、真の意味での地方分権にもつながるとも言っています。

また、脱被ばく社会の構築も掲げていて、3年前の選挙のときにも、放射能測定機を各県に200台ずつぐらい導入して運営したいと言っていました。被ばくを平均化することで、国や東電は補償から逃れようとしてきたことを、三宅さんは鋭く指摘しています。チェルノブイリ原発事故の時は チェルノブイリ一帯の区域を遮断して農産物が出ないように対処しました。しかし、日本政府がやったことは全く逆で、経済優先するための〝食べて応援〟でした。猛烈な流通経済の波に乗っかって福島産の農産物や畜産物が全国に流れました。挙句の果てには、保育園や介護施設の食事に福島産の食材を使うと補助金が多くもらえるような制度まで出来上がってしまいました。測ることを悪いことのような風潮を国がつくりだしたことで、二分や分断が生じてしまった結果が現在の社会ですので、食べ物や空気などあらゆる身近なものを測れるオープンな体制を、国がもう一度作り直すべきだとしています。

三宅さんの演説を聴いていると、平和な社会を希求する熱い想いが、心にドンと伝わってきて胸に響き渡ります。その言葉には強い意志や純粋な想いがしっかり詰まっていて、共鳴する人は涙を流さずにはいられなくなります。先日渋谷で行われた街頭演説には、多くの人たちがスピーチを聴きに集まりました。交通費や時間やエネルギーを使ってでも演説を聴きに行きたくなる立候補者が、いったいどのくらいいるでしょうか?

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オフィシャルホームページでは、街頭演説の動画を見ることができますので、ぜひ一度観てみてください。心が揺さぶられ、魂に火がつきますよ!(ホームページ http://miyake-yohei.com/

三宅さんはわたしにとって希望そのもので、破壊や戦争で儲かる時代から平和や調和したものが豊かさを生む時代への転換を象徴している人物に見えます。彼の憲法に対する考えは、ただの護憲ではなく、その先の新憲法まで見据えられていて、次のように述べています。

「まず今回の選挙で、自民党の改憲草案をボツにすること。その後しっかりと国民的議論を重ねて、『新憲法』を作り上げていく。その中心となるのは『二度と戦争をしない』9条の精神と、『二度と原発事故のような環境破壊をしない』という環境破壊型文明からの脱却の理念であるべきだと思います。」

わたしは神奈川県在住なので、三宅さんに票を入れられないのが残念ですが、きもちは1万票入れています!みなさんは、どの立候補者に平和な未来を感じますか?今週末は必ず選挙に行きましょう! 投票とは、創りたい未来への意思表示です。調和した地球の未来、平和な日本の未来を描いて、その想いと願いを票に込めて、一緒に未来を創造しましょう!

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