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鳥取中部地震から2週間が経ちました。これまでに確認された建物被害は1万棟を超えたそうで、その被害の大きさが伝わってきます。今年4月には熊本で大地震が起き、その半年後には鳥取で起き、改めて日本が地震列島であることを痛感します。常に地震と隣り合わせで生きているわたしたち。日ごろの暮らしが防災そのものであることが、とても大切だとつくづく思います。

 

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わが家の場合は、電力完全自給をしているので、もし電力会社からの電力供給が断たれてしまっても影響を受けることはなく電氣が使えます。また、先月導入した太陽熱温水器は、太陽の光と熱でお湯を沸かすので、ガスを使いません。ですので、ガス会社からの供給が断たれてしまっても、お湯が使えます。そして、サトウさん家バージョンとして、お湯を溜めるタンクの下にコックをつけてもらっているので、万が一水道会社からの水の供給が断たれても、200リットルものお湯を取り出すことができます。

 

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電氣やガスなどのライフラインを大きなシステムに依存しないこのような自立した暮らしは、普段の生活そのものが防災となるので、いざ何かあったときでも右往左往することがありません。むしろ、ご近所の方々や大切な人にとって安全な避難場所として提供することもできます。でも、今回の鳥取地震を機に、わが家の独立電源装置などのオフグリッドシステムの耐震性はどうなのだろう…と、ふと思ったのです。ということで、いつもお世話になっている自エネ組相模エリアリーダーであり「木こりの家プロジェクト」の、ベテラン瀧川さんに聴いてみました。

 

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電力自給のために使用しているわが家のバッテリーについてですが、以前フォークリフトのバッテリーとして使われていたものを再生させたリサイクル品を使用しています。その重さは750㎏で、お家の裏庭に設置してある物置の中で保管されているのですが、瀧川さんは次のようにおっしゃいます。

 

「平置きされていて、かつ結束ベルト(写真に写っているオレンジ色のベルト)で固定された800kg近い重量物のバッテリーが倒れることはまずないですよ。そもそもフォークリフトで使用されるものですから、常に揺れている状態で使わることが前提となっています。ですので、揺れたから問題が起きるというものではありません。揺れが原因でバッテリーが動いたりズレたりした場合は、配線のケーブルの接合部が切れる可能性もありますが、そのような場合は交換して直せばいいだけですよ」

 

ちなみに、鉛バッテリーは仮に倒れたとしても、内部の液(希硫酸)が漏れるだけで、発火や爆発をするものではないそうです。ただ、希硫酸が皮膚に触れると火傷する可能性があるので、触らないように注意することが大切だそうです。また、リチウムバッテリーなどは発火の恐れを伴いますので、最初にどんなバッテリーの種類を選択するかも大切なポイントになりそうです!

 

太陽光パネルについては、このような見解をいただきました。「どんな機材も、地面から遠いところにあるほど、首降りで揺れが大きくなってその影響を受けます。そういった意味では、屋根よりも地面に設置する方が安定しますね。屋根の場合は、瓦の落下とともにそのような機材も一緒に落ちてしまうこともあります。ただ、サトウ家の場合は瓦屋根ではないこと、軽い太陽光パネルであること、屋根にしっかり固定されていることから、家屋そのものが倒壊しないかぎり壊れることはまずありません。」

 

このように太鼓判を押してもらえて、なんだかとても安心しました!揺れに強いオフグリッドシステムを構築するとなると、地面置きの設置がポイントになるようですね。太陽光パネル同様に太陽熱温水器に関しても、屋根の上に設置したものは家屋倒壊時に落下や漏水などの二次被害リスクもあるそうです。と言いつつも、瀧川さんが今まで設置されてきたもので、地震や台風で屋根から落ちたことは今のところ一度もないそうです。つまりは、導入・構築する際の職人さんの腕も大きなポイントになりそうです!

 

耐震性からは少し話が逸れますが、わが家の電力自給システム(太陽光パネル、バッテリー、インバーター、充電コントローラーなど)は、天災による被害が生じた場合、保険が下りるようになっています。入居の際に火災保険に入ったときに、電力自給の家であることを伝えて交渉したところ、これらの機材も家の一部としてみなしてもらえたのです!火災、落雷、破裂・爆発、風災、雹(ひょう)災、雪災、水漏れ、盗難などに対応していて、このような被害が起きて何かが壊れてしまっても、何度でも保険が適用されます。ただ、後々混乱が生じないように、契約書の特記事項欄に、「庭先にある太陽光発電システム/バッテリー等含む」と明記してもらっています。ちなみに、富士火災さんでお世話になっています!

 

ということで、わが家のオフグリッドシステムの耐震性には特に問題はなさそうなこと、保険という味方もついていること、ライフラインが断たれても電氣・お湯・水が確保されていること、これらの観点から見てみて、改めて自信を持つことができたのでした♪