毎月2回お届けするこどもみらい探求社からのレポート。
うち1回は、「70㎝の目線」。
こどもたちにひとつの“ありふれたモノ”を渡していき、創造される「あそび」をお送りします!
もう1回は、「保育士起業家 まい&めぐの社会実験“こども✕??”」
こどもたちの明るい未来のために、様々な分野とコラボレーションをしたレポートをご紹介。
今回は「70cmの目線」、出会ったモノは、「窓枠」です!
◯ 今日のこども ◯
こーちゃん(10ヶ月)
好きなもの:積み木、ペットボトルふりふり、パパのパソコンいじり
【観察を終えて…】
今回も、おやこ保育園からの一コマ。
最近つかまり立ちができるようになった、10ヶ月のこーちゃん。
このシーンを撮っていなかったら、大人の私たちは、窓のサッシの穴には気付きもしなかったことでしょう。
こどもたちはよく、大人が気づかないものに気づきます。
ハイハイをしている時、目線の高さは床から20cmほど。
同じ場所でも、大人たちの目線とは全く違う世界が広がっています。
ハイハイで動き回れるようになったこどもは、それまでの生活に比べて、視野が大きく広がります。
好奇心いっぱいのこーちゃんも、ハイハイでお部屋の様々な場所へ、ぐるぐると動きまわりました。
この時期は、「見る」ということそのものが、遊び。
だからこそ、ちょっとした環境設定が、こどもたちの発達や経験にとって、大きく影響していきます。
こどもの目線に合わせて、様々な高さや角度から周囲を見渡してみてください。
見慣れている部屋の中にも、きっと思わぬ発見があるでしょう♪
さて、あなたのお子さんが【窓のサッシ】と出会ったら、どんな反応をするのでしょうか?
次回の素材も、普段なにげなく使っている生活用品。おたのしみに!
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