世の中が急に悪い状況になってきましたね。一社で18,000人のリストラ、就職の内定取り消し、消費の落ち込み等々、深刻な不況のニュースが絶えず流れてきます。まるで、出口の見えない暗いトンネルの中にいるような、閉塞感と不安感に苛まれている方がほとんどなのではないでしょうか。どんなに前向きに生きていても、ときどき暗澹たる気持ちになってしまいますよね。この暗いトンネルはいったいどのくらいの長さなのか、いつになったら出口が見えるのか、これからもっともっと暗さが増して、前に進めなくなってしまうのか……と。

幸せがどんどん遠ざかるように思えるこんなとき、いったいどうすればよいのでしょうか。私は心に暗い影が差したり、不安が襲ってくると、必ずこのようなことをしています。軽く目を閉じて、ゆっくり深い呼吸を繰り返しながら、自分が暗いトンネルの中にいることをイメージするのです。いきなり明るいことを想像すると、今の世相とかけ離れていて違和感を覚えるので、まず「暗いところ」からイメージし始めるんですね。次に自分がそのトンネル内をゆっくり前に進んでいることを想像。そのスピードが次第に増して、遠くに半円形のトンネルの出口が見えてきたとイメージします。
やがてトンネルの出口に近づいて、次の瞬間、明るい外に飛び出す。外は太陽の光がさんさんと降り注ぎ、美しい緑の山が連なり、キラキラ光る穏やかな海も広がっている……。このように、暗いところから明るいところへと順を追ってイメージするようにしています。

はじめのうちはうまく想像できないかもしれませんが、じきに上手に想像をふくらませることが出来るようになりますよ。要は暗さから明るさへ移行するようにイメージすることがポイント。トンネルでなく他のことであってもいいのですが、私の経験では「トンネルから外へ」が一番うまくいくのです。出口が見えてきたあたりから、少しずつ気分が明るくなって、トンネルの外に出ると、不思議なくらいに気持ちが軽くなります。

人の運勢は自分がイメージするとおりに現実化していくという法則があります。こういう暗い世の中だからこそ、「暗さから明るさへ」のイメージを繰り返すことで乗り切っていきましょう。そう、出口のない、抜け出せないトンネルなど、決してないのですものね。