人間はいつでもポジティブでなきゃいけないといいます。ええ、その通り。でも、そうは言ってもね、そう簡単にポジティブになれるのならだれも苦労はしないわけです。人間というのはポジティブな時もあればネガティブな時もある。ずっとネガティブな人だって大勢いるんです。むしろ、ずっとポジティブな人よりも多いのじゃないでしょうか?

 

たとえば、ここにグラスがあり誰かがそこにシャンパンを注いでくれましたが、ちょうど半分の量でした。それを見て「え? 半分しか注いでくれないの?」とがっかりした人はネガティブな人です。「え、嬉しいな。シャンパン大好物なんです」と量の多い少ないではなくそれ自体を喜べるならポジティブな人かもしれません。

 

さて、あなたはどちらですか? 私は間違いなく不満を口にするタイプですね(笑)。もっと飲みたいと飲んでもいないくせに思うわけです。でも、これも考えようで、私はネガティブな自分が嫌いじゃありません。コップに半分注がれたシャンパンを見て満足していたら、それ以上のシャンパンは手に入らないわけですから。

 

不満や文句があるということを向上心と捉えるなら、ネガティブであることもあながち悪いわけではないのかもしれません。面白いですね。人生は出来るかぎりポジティブで、でも時々ネガティブくらいがちょうどいいのかもしれません。一生ポジティブというのも疲れますからね。ま、気楽にやりましょう。

 

さて、今日はみんな大好きボンゴレの作り方をご紹介します。え? ボンゴレくらい誰だって作れるって? はい、そうですが、本当に美味しいボンゴレを自宅で作りたくないですか? 題して、「こだわりボンゴレ」です。

 

材料2人分:リングイーネ160g、アサリ450g、にんにく2片、鷹の爪2本、白ワイン100ml、乾燥(もしくは生)パセリ大さじ1程度、塩・こしょう適量、オリーブオイル大さじ4。

 

まず、アサリはごしごしと殻同士をぶつけるようにして洗ってください。さて、こだわりの1です。水に対して3%の塩水でアサリの砂抜きをします。バットにアサリを並べ、アサリの頭が水面からちょっと出るくらいまで塩水を入れ、キッチンペーパーなどでふんわり蓋をし、2時間程度、薄暗い場所に置きます。この砂抜きをきちんとやることが超大事。

 

続いてこだわりの2、にんにくは超みじん切りにします。粒が最小になるくらい切り、最後は叩いてちょっとネバっとしたペースト状に近づけばベストです。だいたい7〜10分くらいを目安にみじん切りにします。友人のイタリア人シェフがにんにくのみじん切りに時間をかけることがまず大事だと教えてくれました。

 

次に大きな鍋で多めに湯を沸かし、タイミングをみてリングイーネを投入。指定された茹で時間よりちょっと早めにあげること、アルデンテにすることがこだわりの3になります。

 

同時進行で、フライパンにオリーブオイルをひき、種をとった鷹の爪とにんにくを一緒に低温で炒めて香りを油に移します。にんにくが香ばしく色づいてきたら、先のアサリ、パセリを投入。それから白ワインを加え、蓋をかぶせて蒸し煮にします。アサリが次々に開いていきましたら少し火を弱め、煮詰めていきます。茹で上がったリングイーネをここでフライパンに移して混ぜ合わせ、ちょっと火力を上げます。そこにおたまで1杯分くらいの茹で汁を投入。これがこだわりの4になります。乳化作用を起こし、リングイーネにとろみがつくんです。辻家のボンゴレは必ずリングイーネです。ここはいちばんこだわりたいところかもしれません。

 

出来上がったら白ワインをお供にお召し上がりください。

 

ボナペティ!

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