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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(71)が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「私も妻も岩手県出身で、5年前に転勤で東京に来て、子どもにも恵まれました。いずれ地元に戻りたいと思いますが、妻は教育の事を考えて東京で暮らしたいと。将来が心配です」(イノッツさん・41・会社員・東京都)

 

【A】「あなたの将来より、オレの将来のほうが心配」(蛭子能収)

 

そんなの簡単です。今の時代、夫婦どっちの意見が大事かというと、奥さんに決まっています。言うとおりにしておけば、結果はどうあれうまくいくものです。

 

オレも、女房の言うとおりにしていれば、すべて丸くおさまります。昨年末にも、女房に連れられて恒例の伊勢神宮をお参りしてきました。内宮と外宮をまわらされるから、すごく疲れて、本当に嫌になります。

 

お伊勢さんには「競艇で勝てますように」と祈りました。あと「お小遣いが増えますように」と祈願しました。

 

オレが思い切り競艇で賭けるためには、女房を納得させることが必要です。10万円以上勝てば認めてくれると思うんですが、それには軍資金が必要。1万~2万円の小遣いで勝負しても、大きく勝つことはできません。

 

いまはガミガミうるさい女房ですが『女性自身』のお見合い企画で出会ったころは、オレのことが大好きで、何でもオレの言うとおりでした。あのときの気持ちを忘れないでほしいです。オレの将来が心配です。

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