【今週の悩めるマダム】

 

私たち夫婦は、辻さんと同じ函館西高校の出身です。そして、2月14日のバレンタインデーで銀婚式を迎えます。同級生だった夫とは40年近く一緒にいるため、もう長らくプレゼントを贈っていません。なので何をしたらいいのか全然思いつかないのですが、なにかよいプランはありませんか。(東京都在住・50代主婦)

 

バレンタインデーって、フランスだと男性が女性にプレゼントを贈る日なのですけど、日本は女性が男性にプレゼントするんですよね。でも今回は、バレンタインデーというよりも銀婚式に花を添えたいところ。やはり、ドラマティックな演出を施すのがよろしいのではないでしょうか?

 

今年のバレンタインデーはあいにく平日の木曜日ですけど、その日、夕食のときにカードと小さなチョコレートをご主人に手渡してください。ご主人が「なんだよ、いきなり」と言ったら「いままでのお礼よ」と微笑みながら返すのです。そそくさとご主人が封を切ります。すると、旅程情報の書かれた紙切れが1枚出てくるという仕組みです。タイトルは「ありがとうお父さん、あなたのおかげですツアー」! A航空会社、羽田空港17時25分発、函館空港18時45分着。宿泊先、函館湯の川温泉Bホテル、(スタンダード夕食付きプラン)15日・16日連泊。A航空会社、函館空港17日19時30分発、羽田空港21時着。合計旅行金額12万5千円。金曜日の夕方に出発ですから、この日、どうしても早く仕事を終えて一緒に舞台を見に行きましょう、と約束をしておくのがいいかも。土曜日も日曜日もゴルフとかいれられないように、根回しをしておく必要があります。サプライズには手の込んだ準備がとっても大事。多少怒らせるくらい強引な方が、ふたを開けた後の喜びが倍増します。この旅程プランはじゃらんとか一休とかを参考にして作ったものなので、値段はホテルの内容、食事を付けるかどうかで違ってきますし、探し方によってはもっともっと安いプランを見つけられるでしょう。

 

ともかく、夕食の途中で、ご主人はツアーのことを知って驚くわけです。ご主人といえども異性にものを贈るのはかなりのセンスが必要ですから、ここは思い出を贈ってください。12万円はちょっと高いですけど、銀婚式ですしね。大奮発をしてへそくりをかき集めましょう。湯の川温泉は海辺にありますから、露天風呂で津軽海峡の空を見上げながら、こんな粋な計らいをした奥様の愛情にご主人は目尻を濡らすことでしょう。

 

西高出身なら午後から旧市街を巡ってみてはいかがでしょう。石敷きの坂道を学生に戻った感じで手を繋いで歩いてください。目の前に広がる函館湾の風景が、お2人に青春時代を取り戻してくれるはずです。少し早起きして朝市に行き、お土産を買い、宿で美味しいごはんを食べて、もう一度お風呂に入って、たまには手を繋いで眠ってください。どんなに高価なものだとしても、思い出に勝るプレゼントはありません。ご主人の心に一生残る最高の夫婦水入らずの銀婚式になるはずです。

 

【JINSEIの格言】

 

長らく何もしてこなかったのなら、銀婚式こそ一球入魂のサプライズはいかがですか? 予期せぬ時に予期せぬギフトを贈られて感動しない男なんかいません。愛の点数があがりますよ!

 

 

この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします! お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。 ※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。

 

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