“人生100年時代”は貯蓄より脳トレを(JINSEIのスパイス!第26回)

【今週の悩めるマダム】

自分の散財癖に悩んでいます。会社員の夫がもうすぐ定年を迎えるため、つましく生きなければとわかってはいるのですが、あればあるだけ使ってしまい、なかなか貯金が増えません。夫も家計のことは私に任せきりなので、私がなんとかしなければなりません。老後を豊かに過ごすにはどうすればいいでしょう? (神奈川県在住・50代主婦)

 

ひと昔前であれば、定年=老後という考え方でよかったかもしれません。しかし、今は「人生100年時代」と言われています。もし仮に100歳まで生きるとしたら、65歳で定年したとしても、35年も残りの人生があるという計算になります。35年は大袈裟にしても、日本人女性の平均寿命は87歳ですから、20年以上も生きる必要があるのです。20年以上もの長い時間を老後と呼んでいいはずがありません。超高齢社会と呼ばれる日本社会が直面する大きな問題は老後をどう過ごすか。老後を貯蓄だけで乗り切ることは不可能だと思います。年金も何かと問題を抱えているので年金だけを頼りにするのは心細いですし、蓄えだけの問題ではなく、その長い余生を迎えるにあたって生き方そのものを変えていく必要性があるでしょう。

 

少なくとも、ご主人が定年退職した後も、今までのように散財し続ける人生を歩き続けることはちょっと不可能ですよね。でも、今、ここで気が付いてよかったのでは? ここで生き方を変えなきゃと気付いたことには大きな救いと希望があります。でも、お金を貯めればいいというわけではない。むしろ、どうやって長い老後を豊かに健康的に生きていくのかということに主軸を移す必要がある。人間は年を重ねると心身ともにどんどん老けていきます。それは、脳を使っていないからではないでしょうか。

 

いいですか、奥様。若さを維持するために走ったり筋トレをやったりしますけど、筋肉を鍛えただけで長生きできるとは思えません。僕の持論としては、むしろ脳みそを鍛えてこその長生き、なのです。脳みそも筋肉の一種だと考えています。だから、今年僕は60歳になりますが、日々勉強をしています。たくさん本を読むようにしています。なにより本はコスパがいい。図書館には本がたくさん積んであります。あるいは通信制の学校に入って勉強をするのもひとつの手です。そこで何か特殊な技術を学んで、副収入を得ることができるかもしれません。脳を使って老化を防ぎ、しかも勉強になって、人間的成長を得て、さらに技術が習得できれば老後の副収入にもつながる、という提案です。いかがでしょうか? 人生100年時代、というキーワードがこれからの日本人には重くのしかかってきますが、それを逆手にとって、学びながら楽しい人生を死ぬまで続けることができたら最高ですよね。

 

本を読んで頭を使っても、お金は無駄にはなりません。これはある意味、究極の余生の過ごし方かもしれません。それプラス、日々の適度な運動があればなおよしですね。これが僕の考えた、健康寿命を延ばす秘訣です。ご主人ともしっかり話し合って、老後のビューティフルライフを計画してみてください

 

【JINSEIの格言】

毎日2~3時間の読書、そして毎日30分でも軽くランニングをすれば心身ともに健康になれます。頭と肉体を若々しく維持することができれば、残りの人生は安泰ではないでしょうか。

 

この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします! お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。 ※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。

 

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