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家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ロック界の生きるレジェンド、スティングのニュー・アルバム『マイ・ソングス』をピックアップ。アラ還世代には懐かしい名曲がスティング自らの手で再構築され、セルフ・カバーされました。

 

■『マイ・ソングス』(5月24日発売。スティングがポリスとスティング名義のヒット曲を現代的にセルフ・カバー。日本盤ボーナス・トラック1曲収録<全20曲>。発売:ユニバーサルミュージック合同会社)

 

スティングといえば、言わずと知れた「ポリス」のフロントマンで、ソロシンガーとしても活躍。2月の第61回グラミー賞では、レゲエ界のカリスマ、シャギーとコラボしたアルバムが最優秀レゲエ・アルバム賞を受賞するなど、67歳となったいまも現役バリバリ。記者の私見では、その衰え知らずの肉体美も長年女性ファンを魅了してやまないのではないか、と。

 

さて、気になる収録曲は、グラミー賞を受賞した『ブラン・ニュー・デイ』で始まり、『見つめていたい』『孤独のメッセージ』『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』などポリスとソロ名義のヒットナンバーが全20曲。映画『レオン』の『シェイプ・オブ・マイ・ハート』と聞けば、「あの曲で泣いた!」という人もいるはず。

 

先日、ある番組で『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』に出てくる歌詞“リーガル・エイリアン(合法的な外国人)”について、「移民が社会にもたらすのは多様性だ」と語るスティングを見ました。排他的な風潮の現代に、ぜひ深堀りして聴きたい1枚です。

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