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家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、秋の夜長にホラー映画はいかが? ということで、ご紹介するのは高校生の青春ゾンビミュージカルです。

 

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舞台はイギリスの田舎町。アナは、意地悪な校長のいる高校や束縛の多い父との生活にうんざり。楽しいはずのクリスマスの日、アナが外に出ると、何かが違う。血だらけの男に襲われかけて殺してしまったアナは、親友のジョンとバイト先へと向かうのですが……。

 

ゾンビ映画って、邦画『カメラを止めるな!』もそうでしたが、惨殺したり血だらけになったりとエグいのに、バカバカしいほどのB級演出でゲラゲラ笑えるので、記者の大好物。しかも今回は学園モノ。高校生が大勢で学校の食堂で歌い踊るシーンは、アイドルのミュージックビデオのようです。

 

でも歌詞は「映画のようなエンディングなんてない」と、鬱屈した日常を歌います。そこにホイホイ現れるゾンビたち。そりゃ、力任せに殴るのもわかる気がする。エグいシーンの次はまたポップな曲とダンスがサンドイッチされて、劇場公開時は「ゾンビと『ラ・ラ・ランド』の出会い」と言われ評判になりました。

 

ステフ役のサラ・スワイヤーがダンスを振付したそうで、記者は彼女がいちばん好きになりました。SNSを見て、「ジャスティン・ビーバーもゾンビに!」と驚く場面もあって、クスリとさせられます。

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