外へ飲みに行きたい夫と 自宅で居酒屋ごっこ作戦(JINSEIのスパイス!第75回)

【今週の悩めるマダム】

夫が新型コロナ感染予防に対して、意識が低すぎて困っています。この期に及んで外に飲みに出る始末。帰ってきても手洗いうがいをちゃんとしません。いくら注意しても「元気だから大丈夫」の繰り返し。夫が感染すれば私の感染も時間の問題だと思います。私のことなんて何も考えてないのでしょうか。(京都府在住・50代主婦)

 

新型コロナ最前線のパリで暮らしていると、吉祥寺アーケード街の混雑や鎌倉で渋滞する車の列とかの写真、ちょっと心配になりますね。緊急事態宣言が出されて、せっかく「みんなで頑張ろう」ってなっているのに、ここで感染拡大させたら長期化するだけです。先日、厚労省クラスター対策班の西浦教授に、ネット上で公開質問を投げかけてみたら、回答が戻ってきました。先生は自らを“8割おじさん”と呼び、発信を続けています。人と人の接触が8割減れば、1〜2カ月でウイルスを封じ込められるのでは、と。でも、7割とか6割だと1〜2年かかるかもしれない、とのことです。

 

いまは西浦教授のような専門家の意見にしっかり耳を傾け、みんなで力を合わせるとき。そうじゃないと、フランスやイタリアのような感染爆発が本当に起きてしまうと思います。フランスでは、罰金が伴うロックダウンを3月17日からやっていますが、半月ほど前からこのロックダウンの効果がじわじわ効き始めています。マクロン大統領は5月11日のロックダウン解除に言及しました。国民の命を守るために法的拘束力の強いロックダウンを発令し、なんとか2カ月で解除までの目途をつけられた。これも9割近くの人々が外出制限を守ったからです。そして、5月11日からは経済を取り戻そうというリハビリが始まる予定です。

 

日本の場合は法律の問題があって、ロックダウンはできません。しかし、日本人は世界でいちばん清潔好きであり真面目だから、ロックダウンじゃなくても、頑張れば成果がある程度出ると思います。もともとマスクをする習慣もあるので、これも功を奏しているのでしょうね。ところが、そこに水を差しているのがご主人のような方かもしれません。日本が一致団結してコロナを封じ込めようとしているときに、ガンガン飲み歩くのは、ちょっとどうなのかな……。そして、奥様が心配されているように、ご主人が感染をするとまず家族に移る。長い潜伏期間中でも無症状患者からも移るので、本当に質の悪いウイルスです。奥様は50代ということですから、不安を煽るわけではありませんが、重症化する可能性もあります。とにかく、今は家でじっとしていましょう。

 

ひとつ提案ですけど、家飲みなどどうでしょう? 家で居酒屋ごっこをやってみるのも面白いですよ。ご主人がバーテンダーになったり、奥様が女将になって小料理をこしらえたり、自宅でも楽しく盛り上がれたらいいですよね。発想の転換で、今はご夫婦の絆を強める時期にしてみてはいかがでしょう。うらやましいなぁ。僕なんかシングルだし、ロックダウンのフランス在住だから、家飲みも毎晩孤独ですよ。もしかすると、ご主人、奥様との家飲みにハマるかもしれませんね。

 

【JINSEIの格言】

家で居酒屋ごっこをやってみるのも面白いですよ。ご主人がバーテンダーになったり、奥様が女将になって小料理をこしらえたり、自宅でも楽しく盛り上がれたらいいですよね。

 

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