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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収さん(73)が、読者からの相談に答える!

 

昨年7月、蛭子さんは、『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)で、アルツハイマー病とレビー小体病を併発している初期の認知症であることを公表した。

 

【Q】「これから先、足腰が立たなくなって寝たきりになって、子どもたちに迷惑をかけるようになると思うと不安。3年前に妻が亡くなりましたが、生きていくのがつらい。どうすればいいでしょうか……」(木枯無粋さん・65・自営業・京都府)

 

【A】「未来も過去もみないで、目の前にある仕事をやるだけ」(蛭子能収)

 

こんな本気の悩みを、オレなんかに打ち明けること自体がダメだと思いますけどね。(マネジャー〈以下、マ〉「ギャラが出るのでしっかり仕事してください!」)すみません……、オレは働いて生活費を稼がないといけないんですよね。

 

ただ、オレは漫画家とかタレントをやっていますが「これから先」なんて考えたことが一度もありません。行く末を考えたらどっちも不安だらけですからね。未来も過去もみないで、目の前にある仕事をやるだけ。あまり先のことを考えないほうがいいと思いますけどね。

 

競艇でも、終わったレースを引きずったり、次のレースを考えたりしないで、目の前のレースだけに集中します。この人も、今だけに集中すればいいと思いますよ。(マ「そういえば最近、僕は競馬で負け込んでいるんですが、どうすればいいですか?」)いくら目の前のレースに集中しても勝てないオレに聞くこと自体、まったくダメだと思いますけどね。

 

「女性自身」2021年4月20日号 掲載

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