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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(73)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1,320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

 

【Q】「蛭子さんが好きで、競艇やパチンコなどギャンブルもやってみたいと思っていますが、私はのめり込みやすい性格なのでどんどんドツボにはまっていく気がして……。ハマらない方法を教えてください」(オリオリさん・26歳・東京都・会社員)

 

【A】「ギャンブラーは、休みの日にもお金を増やそうとする働き者」(蛭子能収)

 

18歳からパチンコ、20歳から競艇をしていて、オレの人生からギャンブルをとったら何も残らないかもしれませんね。(マネージャー〈以下、マ〉「『認知症になった蛭子さん』を読んだ人が、新婚旅行で3日連続、競艇場に通った蛭子さんを“クズすぎる!”と話していました」)

 

えっ、そんなことあったっけ? オレはギャンブルをしてお金を増やそうとしていただけ。休みの日でも競艇場に通っていたから、自分ではすごく働き者だと思っていました。気をつけていたのは、帰りの電車賃は残しておくことと、人から金を借りてギャンブルをしないこと。これさえ守っていればハマりませんよ。

 

それにしても、認知症になってからは賭けごとに興味が湧きません。前までは、競艇でもパチンコでもギャンブルをやらない人は、いったい何が楽しくて生きているのかまったくわかりませんでしたが、今のオレはその人たちと同じです。(マ「本当ですか?」)

 

ええ、もうギャンブルはやりません、賭けてもいいですよ。

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