銀座書廊にて初の個展を開き、日比谷帝国ホテルでの祝賀会で初めての席上揮毫を行ったのは翔子さんが20歳のとき。そして、22歳では東京芸術劇場の創作バレエで千人の観客を前にし、5メートルの大壁紙に演目『まくべす』を、ほうきのような大筆を悠々と動かし書ききった。上野の瑞輪寺においては、長さ7メートル40センチの『念彼観音力』を約50人の僧侶たちの前で粛々と披露してみせた。ハラ...

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