2人の約束だった「二十歳の個展開催」は遺言となってしまった。そうなると何がなんでも開催だけはしなくては、という使命が泰子さんを突き動かしていた。「このときは生涯1回限りだと思っていたのです。ならば書家の憧れである『銀座書廊』でやってみようということにもなりました」2005年12月、『翔子・その書の世界」を開催。書廊始まって以来の2千人を超える来訪者数を記録した。併せて日...

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