「ライブに行ったのは、奥さんと2人で、子どもたちはお留守番でした。橋下家では毎年家族そろって旅行することが恒例でしたが、今年は長男が受験ということもあって中止に。橋下さんは参院選が終わったこともあり、11日間の夏休みはずっと家にいたのですが、この日だけは外出したんです」(後援会事務局関係者)

 

8月18日、兵庫県神戸市で行われたサザンオールスターズのライブ会場に、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(44)と典子夫人(44)の姿があった。当日の様子について「橋下氏は座ったまま」と一部で報じられたが、橋下市長はこれに激怒。20日に登庁すると、会見でこう噛み付いた。

 

「観客総立ちの中でいかにも橋下だけが面白くなさそうにしていたという書き方をされたら、桑田(佳祐)さんに失礼だ。記事は悪意丸出し!」

 

それもそのはず、橋下市長にとってサザンは特別な存在だったようだ。前出の事務局関係者がこう語る。

 

「橋下さん夫妻は、古くからサザンの大ファン。若いころにも2人そろってサザンのライブに行ったことがあるそうで、弁護士事務所にはこれまでのアルバムをそろえて置いてあるほど。どの曲も人生を振り返ることができるほど思い入れが強い。夫妻にとって、サザンは“青春の思い出”なんだそうです」

 

橋下市長は「“妻との青春”を汚された!」と思ったのだろうか。ちょうど1年前の夏休み前には一部週刊誌で“コスプレ”不倫を報じられ、家庭は崩壊寸前だったという。

 

「彼はこの1年、家族サービスに邁進し夫婦関係の修復に努めてきました。2人で一緒に歌舞伎公演に足を運んだり、今回のライブもわざわざチケットを手配したんです。夫人はノリノリで踊り続けるほど大喜びだったそうですから、何とか危機は脱したようです」(政治部記者)

 

思い出のサザンで夫婦愛も復活したようだ。

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