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「優子先生が代議士になってからの14年間、一度も面と向かって言葉を交わしたことなんてありませんでしたからね……。それが今回は、ずっと地元にいてくれて……」

 

群馬県中之条町の支援者は、地元で遊説を続ける小渕優子元大臣(40)の姿に喜びを隠しきれないようだった。後援会の政治資金疑惑で経産相を辞任した彼女は他の候補の応援に出かける余裕もなく、地元の群馬5区に張り付いて“お詫び行脚”を続けている。

 

「選挙カーに乗り込んでいても、手を振ってくれた支援者を見つけると車から飛び降りてダッシュして握手を求めていました」(地元紙記者)

 

彼女が地元でこうした“ドブ板を踏む”のは、初めてのこと。

 

「14年前に初当選したときも、右も左もわからない小渕元大臣は父・恵三元首相の代から仕える秘書たちに“おんぶにだっこ”状態でした。その後は各地での応援依頼が相次ぎ、選挙期間中に地元に入ることはほとんどありませんでした」(地元・自民党関係者)

 

さらに、彼女の“うるうるとした涙目”が地元民たちの心をわしづかみにしているという。地元の有権者は、こう話す。

 

「初当選のときも、事務所の人たちに囲まれて、小渕さんとお話しすることさえできませんでした。でも今回はグッと手を握られて『色々と、ご迷惑をおかけしました』だからね。それも目を潤ませて……。こっちまで、うるっとしてしまいましたよ。手もすべすべで温かかったし。心から彼女を応援しようという気持ちになったね」

 

この“涙目ビーム”大作戦で、地元民は次々と彼女に“陥落”しているのだ。ところで、彼女には、7歳と5歳の子供がいるが、誰が面倒をみているのか。

 

「東京の自宅には、子供を学校や保育園に送迎する事務所のスタッフが出入りしているそうです。普通、選挙ともなれば全員が地元に駆り出されるのですが……。実は、固い後援会組織に支えられた小渕元大臣の選挙は、余裕そのものですよ」(別の自民党関係者)