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「娘とは毎日、話していますよ。離婚? なんでそんなことしないといけないの?あれは“不倫”じゃなくて、“一夜の過ち”でしょ。娘はそんな器の小さな人間じゃありません!」

 

新潟に住む、金子恵美衆院議員(37)の母親は、そう言って語気を強めた――。議員辞職に追い込まれた自民党・宮崎謙介元衆院議員(34)の不倫騒動。本誌は、新潟に住む金子議員の母親を直撃取材した。

 

「謙介は仕事も一生懸命だし、本当にいい婿ですよ」

金子議員の母親は、娘の夫である宮崎元議員のことを「謙介」と名前で呼んだ。娘の夫として信頼していることが感じられた。

 

「恵美は『私は(夫を)信じてる』と言ってますよ。他の人がどうこう言うことじゃない。(不倫相手の)女性に関しては何も言ってません」

毅然とした口調で、娘夫婦をかばう。産後の金子議員は現在、どんな状況なのか。

 

「大変な出産だったから、まだ病院にいるんです。でも、娘は『自分の身体よりも赤ちゃんが大事。いま私には赤ちゃんのことしかないから』って話していますよ」

金子議員は、ようやく得た小さな命を守ることだけに、懸命なようだ。母親いわく、出産には宮崎元議員も立ち会ったという。

 

「本当に大変なお産だったんですよ。最初、去年の6月に切迫流産で3カ月動けない状況になって……。やっとおさまったのが8月末。これでなんとか産めるかなって。お腹が大きいのに、東京と(選挙区の)新潟を1日に2往復する日もあったんです。それで出血が始まって、病院に行ったら“流産しそうだ”と即刻入院。そういうことを乗り越えてやっと出産できたんです。恵美は頑張りましたよ。命がけでしたよ」

 

いま娘夫婦が離婚すれば、娘が命がけで生んだ孫の家庭は……。そんな思いが感じられた。だが、その言葉の端々には、“ダメ婿”へのやるせない思いが……。

 

「ニュースになる前に、謙介本人から電話で記事が出ると知らされました。そのときは『自分はハメられた』と言ってましたよ。やっとの思いで産んだのに、こんなこと(不倫報道)で騒ぐのは恵美が本当にかわいそう。静かにしておいてやってください」

ひしひしと感じられたのは、宮崎元議員が“どうしてこんな女に引っ掛かったの!?”という怒りだった。

 

「この女性、もう30代でしょ?どうやって暮らしてるの?身長165センチ?うちの娘だって身長はありますよ。ミス湘南?うちの娘もミス日本の関東代表ですからね。タレントさんだか知りませんけど、“誰この人?”って感じですよ」

 

母親は、娘の金子議員が決して口にできない気持ちを、まるで代弁しているかのようだった――。

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