「アベノミクス政策が、実際に私たちの生活の底上げにつながるのか。まだ判断がつきかねるところですが、今後年金の受給開始も65歳からになります。今はパートで働いている方も、子供の手が離れる50代くらいで、”人生二毛作”を検討してもいいかしれません」

 

と語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。「多すぎる死亡保険料も、お子さんの手が離れたなら、見直しのタイミングです」と言い切る。

 

実際に、かつては多かった死亡保険と医療保険がセットになっている『定期特約付き終身保険』(加入時30歳・現在50歳)に加入しているAさんのケースを荻原さんと見直してみた。

 

「生活保障が続く、終身保険の部分はいまよりも予定利率の高かった時期に加入している”お宝保険”と呼ばれ、解約金の増え方が大きいので残しておいたほうがいいでしょう」(荻原さん)

 

予定利率の高い時期というと、’85年〜90年までの年利6.5%をピークに、’96年3月の3.75%ごろまで。

 

「このころに契約した保険は解約したり、新しい保険に掛け替えるのは損です。むしろ、お子さんの手が離れたAさんのケースは、掛け捨ての定期部分を思い切って削り、年間約15万円減額できます。60歳までかけた場合と比較すると約144万円浮くことになるんです」(荻原さん)

 

掛け捨てを基本に、子供の手が離れたら一気に減らす。それがこの時代の得策のようだ。

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