5月30日、離婚成立を発表した元モーニング娘。の矢口真理(30)と俳優の中村昌也(27)。これまでの報道によると、今年2月23日、矢口がモデルの梅田賢三(25)と自宅で不倫している現場を中村が目撃。証拠の写メまで撮られてしまったという。クローゼットに裸で隠れていた梅田は、そのまま夫・中村に土下座させられたとも言われている。2人は3月にはすでに別居しており、双方が弁護士を立てて離婚協議を進めていたという。

 

しかし、大きな代償を負うことが分かっていながらも、彼女のように女性側の不倫が原因で離婚に至るケースが近年急増しているようだ。アディーレ法律事務所の篠田恵里香弁護士はこう語る。

 

「女性側の浮気による離婚の相談件数は、ここ5年間で1.3~1.4倍くらいに増えた気がします。昔は浮気の男女比が9対1だったのに、ここ5年くらいで7対3くらいの割合になりました」

 

実際、離婚した女性芸能人にも不倫報道が目立つ。4月19日に建設関連会社社長の青山光司氏(40)と離婚した上原さくら(36)も、女性自身4月16日号で報じた「ラブホ不倫デート」が記憶に新しい。家族問題にくわしい『東京家族ラボ』を主宰する池内ひろ美さんはこう明かす。

 

「女性側の不倫事例は多くなっていますね。それは、性に対する考え方が多様になっていることも影響しているのでしょう。セックスをスポーツと同じだと考える女性も増えてきているんですよ。『夫と違う男性と関係を持ちたい』と願う女性もいるようです」

 

だが、いっぽうでは“妻の不倫”を肯定する人もいるようだ。矢口の立場を強く擁護しているのは、作家の岩井志麻子さんだ。

 

「不倫なんて、いいか悪いかは“浮気に対する価値観の違い”ですよ。そもそも、人間は浮気をする動物なんです。私の場合は夫との間にそうした認識があるから、双方が不倫することを前提に結婚生活を送っています。だから円満に過ごせるんです。多様な価値観がある時代のいま、矢口さんのような芸能人にモラルや品行方正を求めても無理。芸能人は極悪非道でも人格破綻でも、他人を感動させたり楽しませたりする “芸”があれば、もうそれでOKではないでしょうか。だから彼女もこれをステップと考えて不倫をネタにしてほしい。そして、タレントとしてさらに飛躍してほしいですね。ガンバレ矢口!」

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