下園和子さん(62・助産師)は、’07年に熊本市の慈恵病院で始まった「赤ちゃんポスト」に、産婦人科病棟師長として4年余携わった。しかし、「“姓名等不明”のまま預かれば、将来子供自身が苦しむことになる」と、その匿名性に疑問を感じて退職。’11年5月からは、同市の福田病院で、日本初の産婦人科による「特別養子縁組のあっせん」を手がけている。「匿名を掲げる『こうのとりのゆりかご...

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