先日、福島第一原発の所長だった吉田昌郎さん(故人)が、事故当時の様子を克明に語った「吉田調書」の一部が朝日新聞で報道された。そのなかで3月15日朝、2号機の圧力容器の爆発が迫るなか、現場にいた東電所員の約9割に当たる650人が吉田所長の「原発内にとどまれ」という命令を無視、10キロ南の福島第二原発に撤退したという、衝撃の事実がわかった。これまで東電はこの事実をひた隠しに...

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