「リユースショップは現在、国内に約1万2千店ほどあり、この10年間で2倍ほどに急増しています。長く続くデフレ不況により、リユースショップに家庭の不用品を売りにくる主婦の方やご家族連れが増えています」(船井総合研究所の上席コンサルタント・福本晃さん)
いらないものをすぐに査定して引き取ってくれるリユースショップが、今、急増しているという。すぐに不用品を手放せて、即金が入るのは何とも魅力的。だが、同じモノでも店によって買取り額は変わる。どこで何が高く売れるのか?そこで、本誌記者がアイテムを持って、都内リユースショップを調査!査定額は次の通り。
【LOUIS VUITTON アタッシュケース(廃番・約20万円)】
1.大手古書販売B系列店O・0円(古すぎるため)
2.郊外型大型店T・0円(古すぎるため)
3.有名レンタルビデオG系列店S・0円(古すぎるため)
4.新宿のハイブランド系専門店B・2万円
【LOUIS VUITTON限定パピヨン(廃番・約20万円)】
1.大手古書販売B系列店O・3万2千円
2.郊外型大型店T・0円(限定モデルのため)
3.有名レンタルビデオG系列店S・4万5千円
4.新宿のハイブランド系専門店B・4万円
【MiuMiu 長財布(約8万円)】
1.大手古書販売B系列店O・1千円
2.郊外型大型店T・0円(保証書がないため)
3.有名レンタルビデオG系列店S・0円(保証書がないため)
4.新宿のハイブランド系専門店B・3千円
【VICINI 黒ヒールサンダル(約4万円)】
1.大手古書販売B系列店O・100円
2.郊外型大型店T・0円(状態が悪いため)
3.有名レンタルビデオG系列店S・150円
4.新宿のハイブランド系専門店B・3千円
【ファストファッション 服10点(約2万円)】
1.大手古書販売B系列店O・100円(1点10円×10点)
2.郊外型大型店T・400円(状態のよい7点しか引き取らず)
3.有名レンタルビデオG系列店S・100円(1点10円×10点)
4.新宿のハイブランド系専門店B・0円(取り扱いナシ)
【サッカーゲームEPOCH2009年(約5千円)】
1.大手古書販売B系列店O・50円
2.郊外型大型店T・300円
3.有名レンタルビデオG系列店S・30円
4.新宿のハイブランド系専門店B・0円(取り扱いナシ)
「モノを減らしたいなら総合店、高く売りたいなら専門店」という基本を身を持って学んだ記者であった。