「人類の敗北」との見解さえ発表されるほどの大流行となったエボラ出血熱。その悪夢の渦中に飛び込んで1カ月もの間、重症患者に接していた日本人女性がいた。死と隣り合わせという極限状態で、彼女は何を見たのかーー。「患者の体の清拭、下痢や嘔吐の処理、注射、どの作業にも感染のリスクがありますから、すべて命がけ。実際、患者が暴れてゴーグルがはずれたスタッフもいました」西アフリカのシエ...

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