「非道な暴力を制しても、本当の平和は訪れない――。この4月にイラク北部の都市・アルビルにある難民キャンプで医療支援をしながら、あらためて強く感じました。今こそ、憎しみに対して憎悪で報復するような連鎖を、止めなければいけないのです」こう語るのは長野県・諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生(66)。’04年から、イラクを中心に医療支援を続けている先生に、混沌とするイラク情勢を伝...

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