子どもの心配は、いくつになっても尽きぬもの。「こんなハズじゃなかった」「子育てに失敗した」とため息をお母さん方も多いだろう。そうならないためにも、子育て中に迫られる選択肢の中で、特に塾を選ぶ際は悩み疲れてしまう人も多いのでは?そこで、長い目で見ると、結果的にどちらの塾がお得かで考えてみた。解説してくれたのは、カリスマ節約主婦の鎌田なお子さん。

 

【全国展開の大手進学塾 vs 地元密着型の学習塾】

 

「地方にかぎって言えば、地元密着型の学習塾のほうが、地元の豊富な情報を持っています。子どもの将来や適性について何でも相談することができるので、トータルでお得なんです」

 

また、地元密着型の学習塾では経営トップの人柄に触れる機会があり、講師陣にも子どもが狙う学校の先輩がいたりすることも多いという。

 

「先輩がいると、体験談も聞けますし、合格して通学するうえでの有効な情報も得られます。子どもにとって『身近な憧れの先輩』ができることで目標が明確になり、勉強へのモチベーションが上がるんですよ」

 

一方、全国展開の大手進学塾のほうはどうか?

 

「大手塾は当然、情報量が多いですし、データ面は整っています。月謝は一概に比較することはできませんが、大手塾ではトップの人柄はわかりませんし、講師の先生が子どもの『憧れの先輩』になるかは疑問です」

 

そんなことからも、「地方塾は親にとっても金銭面以上のありがたいつながりや絆ができる気がします」と鎌田さん。親の満足度と子どものモチベーションアップの点で、地方在住者は地元密着型の学習塾がお得なようだ。

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