すっかり人気のスポットとして定着した、食べ物をテーマにした工場見学や体験型のミュージアム。全国で次々とオープンしているが、おすすめミュージアムをガイドしよう。こちらは関東編。
〈岩下の新生姜ミュージアム(栃木県栃木市)〉
「♪岩下の〜、新生姜」のCMでおなじみの岩下食品が6月20日、栃木市にオープンさせたのが『岩下の新生姜ミュージアム』。館内は同社の歴史や新生姜について学べるが、全体的にイメージカラーのピンクがふんだんに使われ、かわいらしく明るい。ピンクの「アルパカちゃん」と遊べるコーナーは子供たちに大人気。ミュージアムショップでは、巨大な「岩下の新生姜ペンライト」など、ほかでは手に入らない新生姜オリジナルグッズが手に入る。
〈サイボクハム(埼玉県日高市)〉
1946年に種豚の育種からスタートした、埼玉県日高市のサイボク。’70年代にテーマパーク化が始まり、サイボク銘柄豚ゴールデンポークの熱々鉄板焼きをはじめ、お肉や地元野菜の直販、天然温泉やアスレチックなど、バラエティに富んだ空間に。『レストランサイボク』は屋内でバーベキュー可能!「豚焼肉セット」(税込み1,680円)がおすすめ。
〈タカノフーズ 納豆博物館(茨城県小美玉市)〉
納豆といえば茨城県。敷地内に「納豆博物館」を有する小美玉市のタカノフーズは、24時間体制で納豆を製造しており、工場見学を受け付けている(要予約)。意外と知られていないのが、納豆は「パックの中で大豆を発酵させ、納豆にしている」というところ。煮上がった大豆に納豆菌がスプレーされ、そのまま熟成室に運び込まれる様子を見れば、みんな「へぇ〜」とうなってしまう。試食タイムは、納豆や豆腐などをいろいろ食べ比べることができてうれしい。
〈カップヌードルミュージアム(神奈川県横浜市)〉
「チキンラーメン」や「カップヌードル」を発明した、日清食品の創業者・安藤百福氏の「創造的思考=クリエイティブシンキング」をコンセプトに’11年、横浜市にオープン。『マイカップヌードルファクトリー』では、世界でひとつのオリジナルカップヌードルを300円で作れる。『チキンラーメンファクトリー』では、小麦粉をこねる作業から、めんの乾燥、完成までを体験できる(事前予約制)。
〈こんにゃくパーク(群馬県甘楽郡甘楽町)〉
こんにゃくの文化を詳しく紹介。こんにゃくラーメン、みそ田楽などこんにゃく料理が無料で楽しめる『こんにゃくバイキング』がある。
〈グリコピア・イースト(埼玉県北本市)〉
ポッキーやプリッツの製造工程の見学ができる。巨大なグリコのランナーの模型と一緒に記念撮影も。
〈自由が丘スイーツフォレスト(東京都目黒区)〉
コンセプトは「夢のスイーツテーマパーク」。住宅街のビルの中で、著名なパティシエによるスイーツが楽しめる。この1月に大きくリニューアルされた。
どこも“特別な体験”ができるはず。子供たちを連れてぜひ!