「私自身がね、『そんなこと本当にあるんかな!?』と、いまでも驚いているんですよ。だって、お医者さんが手術でその方のおなかを開けてみて、諦めて何もせずに閉じたって。そういう人なんですから」こう言って、優しくほほ笑むのは、宮城県蔵王町に暮らす図師花窓さん(71)。図師さんが「驚いている」と話すのは、いまから20年近く前に、末期がんで余命3カ月と宣告された、当時60代になった...

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