「介護せず資産のみに執着する実娘2人と違い、資産家女性に50年以上、献身的に仕えてきた。遺産で報おうとした心情は自然だ」これは先月24日、97歳で死去した女性Aさんが書いた“遺産を家政婦に譲りたい”という遺言書について争われていた裁判で、原克也裁判長が下した判決文の一部だ。この判決により母親の死後、遺産から6千万円相当を持ち出していた実娘2人に対し、家政婦側に全額返還す...

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