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(C)Disney

『アナと雪の女王』をはるかに超える歴代最高のオープニング記録を樹立するなど、全米で一大旋風を巻き起こしている、ディズニー・アニメーション最新作『ズートピア』(4月23日全国公開)。夢を信じてあきらめない、ディズニーらしいまっすぐなヒロイン・ウサギのジュディに共感する人が続出中だ。

 

また、正反対の相棒・キツネのニックとの間に芽生える友情ドラマも涙を誘う。しかし、最大の魅力はユーモアたっぷりの楽しいディズニー映画でありながら、人種的偏見という、人間社会の問題に真正面から挑んでいる奥深さ。

 

「ズートピアは、まさに人間社会の縮図。性別、年齢、学歴、見た目……そんな違いから生まれる偏見を捨て、その違いを個性として認め合うことができたら、人生はもっと豊かになるだろう」という監督たちのメッセージが熱い!

 

そんな監督の1人、リッチ・ムーアが「彼女はリアル・ジュディだよ!」と太鼓判を押す日本人アーティストが齋藤千佳さんだ。宮崎県の田舎で生まれ育った齋藤さんは、ディズニー映画を作る仕事をすると子供時代に決意。

 

「周りに無理だとバカにされても、夢をあきらめずに渡米し、LAのアニメーション学校に入学。卒業後は新卒でディズニーに採用されたんだ。まさに、ジュディそっくりだね」(リッチ・ムーア監督)

 

辛口批評家も文句のつけようのない完成度で、老若男女誰もが笑って泣けると評判の本作。だが、もう1つの魅力は細部に隠された小ネタの数々だ。齋藤さんはこう語る。

 

「私の仕事は、動物が住む町や家の中を3Dで作る作業です。私の部署の人は遊び心満載で、各自のアイデアで面白い物を背景に隠したり(笑)。私もナチュラリスト・クラブのロビーにアラジンのランプをひそかに隠したので、ぜひ探してください」